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看護学科と薬学科の合同授業が7月7日、本学で初めて実現しました。

2025/07/10

「多職種連携」を目的にした看護学科と薬学科の合同授業が7月7日、本学で初めて実現しました。多職種連携とは、医療や介護、福祉に関わる専門職が協力して、患者さんへよりよい治療にあたろうとする考え方です。

 

看護科学館での合同授業には、看護学科3年生90人、薬学部2年生114 人が出席。「高齢者の高血圧症」「糖尿病と合併症」「脳卒中後のリハビリ」の3症例のうち、グループごとに与えられた症例の問題点と、連携ポイントについて議論しました。

 

学生たちは、血圧コントロールや食事療法に前向きに取り組んでもらうための方策や、自立に向けたリハビリテーションの重要性、薬の飲み忘れをどう防ぐかといった点について意見を交わしました。学生は、看護師と薬剤師という職種によるアプローチの違いを肌で感じたようです。

 

看護学科3年生の中安穂乃佳さんは、「患者さんに対する薬についての説明、なぜ服薬が大事かを理解してもらう説明が参考になった」。同学科3年生の中川愛理さんは「患者さんの症状がよくなってほしいという思いはどちらも同じ。薬剤師の視点を学ぶことができて新鮮でした」と話しました。

 

薬学科2年生の上田万結さんは「看護師は、退院後の暮らしといった『先』を見据えて動く。自分は、患者さんの『今』しか見えていなかったなと気づきました」。同学科2年生の鈴木絵里加さんは、「高齢の患者さんになると、認知機能の衰えや、デイサービスや管理栄養士との連携も必要なことが理解できました」と語りました。

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