7月のオープンキャンパスが行われました。
2025/07/13
武庫川女子大学の7月のオープンキャンパスが13日、中央、浜甲子園、上甲子園の3キャンパスで開催され、猛暑にもかかわらず、752組1534人が参加しました。
公江記念館で行われた全体説明では、バトン・チアリーディング部の演技に続き、髙橋享子学長が登壇。「武庫川女子大学オープンキャンパスへようこそ」と両手を広げて歓迎の意を示し、2027年度からの共学化は現高校2年生からが対象となること、2026年度の入試は女子大学として行うことを伝えたうえで、「共学化はよりよい大学になるためのステップです。安心して本学を選んでください」と呼び掛けました。
6月のオープンキャンパス後、公募制推薦入試に変更が生じたことから、今回のオープンキャンパスでは来場者全員に新しい入試案内を配布。従来の調査書に加え、志望理由書の提出が必要になり、配点にも変更があることをアドミッションセンターのスタッフが解説しました。
浜甲子園キャンパスでは、環境共生学部が水の浄化実験など、体験型のプログラムを実施しました。池の濁り水を濾紙や化学薬品、あさりなどを使って浄化する様子を観察する実験では、高校生たちが水の変化に見入りました。また、下水処理場で利用される活性汚泥に生息する微生物を顕微鏡で観察するプログラムでは、高校生が保護者と交代で顕微鏡をのぞく様子が見られました。
環境共生学部の教員と学生は、色違いのそろいのポロシャツで来場者の対応にあたりました。1年生の学生は「入学当初はドキドキでしたが、この学科はいろんな経験ができるし、先生も丁寧に教えてくれるので、安心して勉強できています。高校生にはぜひオープンキャンパスに来て、いろんな人の話を聞いたり、キャンパスの雰囲気を味わったりしてほしい」と話していました。
中央キャンパスでは、来場者が学食を楽しんだり、学生スタッフの先導でキャンパスツアーに参加したり。空には大阪・関西万博会場で飛行するブルーインパルスも見られました。ENSEMBLEカフェでは食創造科学科の学生たちがメニュー開発した「フリフリチキン」が人気を集め、キッチンカーにも絶え間なく人の列ができていました。
英語グローバル学科では、グローバル・コミュニケーション専攻2年生の桑田咲子さんと、鈴木里歩さんがアメリカ分校の留学体験を披露。現地の小学生やホストファミリーとの交流を紹介し、英語を現地でアウトプットすることの大切さを語りました。また、卒業生で証券会社勤務の久松偲帆さんが登壇し、「英語を身に付けたことで、現在もアナリストのレポートや政府発表という一次情報に臆することなく当たることができている。論理的な思考や、文章作成能力も大学で身に付けることができた」と話しました。英語グローバル学科3年の清水心優さんは、アメリカ分校への留学でルームメートや先生が支えてくれたことへの感謝を述べつつ、語学だけでない体験の価値を訴えました。
社会情報学部では、ゼミの学生が学びの特長、ゼミで行っているプロジェクトについて紹介し、「プロジェクトを通して多くの学びとスキルを習得した」と語りました。
2026年度から声楽・ミュージカルコースが誕生する音楽学部では、元劇団四季俳優の青山裕次さんが歌や演技を指導し、高校生たちが熱心に取り組みました。
次回のオープンキャンパスは8月9日、10日に行います。














