日経STEAM2025シンポジウムに環境共生学部が参加し、多くの高校生に学びの魅力を伝えました。
2025/08/12
日経STEAM2025シンポジウムが8月8日、インテックス大阪と東京国際フォーラムで同時開催され、武庫川女子大学からは大阪会場に環境共生学部が参加しました。
日経STEAMシンポジウムはSTEAM(理数教育と創造系教育)に特化した学びの祭典として、日本経済新聞社大阪本社が主催し、毎年実施。高校生や大学生が探究や研究の成果を披露して、持続可能な未来をともに考える機会となっています。
今年は関西の17大学と近畿、中四国、東京、神奈川、千葉の約60高校が参加。高校生や大学生による発表コンテストや探究のポスター発表、デジタルアート展示などのほか、企業による特設体験コーナーや探究授業なども行われました。
環境共生学部では青野光子学部長をはじめ教員8人が参加し、相談ブースを構えて高校生に学部の特色を紹介しました。また、村田成範教授と吉田昌樹教授が「顕微鏡をのぞいてみよう」と題し、身近な苔に生息する微生物を観察する体験コーナーを実施。高校生たちがひっきりなしに訪れ、顕微鏡をのぞき込みました。高校生たちは苔や砂粒に紛れて見分けにくいミクロの生物に目を凝らし、クマムシやセンチュウなどが動く様子を見つけると、「いた!」「動いてる!」と声を上げていました。
「若手研究者座談会」では澤田隼佑講師が登壇。研究の道に進んだきっかけや研究の楽しさを高校生たちに語り掛け、質問に答えていました。
この日、環境共生学部のブースを訪れた高校生は100人以上。学びの魅力を多くの高校生に直接届けることができました。