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活躍する卒業生#54 株式会社「大伸社ディライト」勤務 吉村愛夏さん(経営学部2025年3月卒)

2025/09/16

この春卒業した経営学部の2期生。学部で培ったマーケティングの知識と企画力を活かし、株式会社「大伸社ディライト」(大阪市中央区)で、顧客の課題解決に取り組んでいます。「先輩に同行して勉強中」というフレッシュな卒業生に聞きました。

 

学生時代の前半はコロナとともに進行し、やりたいことが定まらない中で始まった就活。「モノづくりが好きなのでインテリア雑貨などのメーカー中心に就活していましたがピンと来なくて。先生のアドバイスで、コンサルからコンテンツ開発まで手掛ける今の会社の説明会に参加したら“ここだ!”と直感したんです」。

思い描いていたモノづくりとはちょっと違うようですが・・・。

「事業内容の説明で、WebやSNSに並んでイベントや展示会の設計があったんです。お客様の困りごとを把握し、課題解決を目指す中でWebサイトなりイベントなり、何らかの成果物ができていく。これもモノづくりだって思えたんです」。その日のうちに「先輩の話を聞かせて」と後日の面談を申し込み、熱意を見せました。

 

経営学部の学びで印象深かったのは、1年生から多様な産官学連携プロジェクトに取り組む「実践学習」。もともと「実践学習がしたくて進学した」という吉村さん。企業から提示されたテーマに沿って「健康」をテーマにした弁当を企画したり、オーナーの希望を聞き取ってマンションのリノベーションを提案したり、多様なプロジェクトに取り組んだ経験は、「お客様の課題解決」という現在の業務ともリンクします。「正解がないことに正解を探していくのが好きなんです」と声も弾みます。

 

「正解がないものに挑む」のは性分らしく、趣味のギターで曲作りをするときも、「コード進行を考えたり、歌詞を書き換えたり、試行錯誤する過程も楽しくて、時間を忘れます」と笑います。学生時代、経営学部が「起業」をテーマに広く一般から受講生を募った連続講座に学生でただ一人参加し、アパレル業界の大量廃棄を逆手にとったビジネスプランを発表した“武勇伝”も残ります。

 

ただ、本人いわく「気を遣うタイプ」で、分からないことがあったとき、「こんなこと聞いていいのかな」「今聞いていいのかな」と逡巡することがあるそう。「小さな疑問を放置すると成果物の質に影響する。その場で聞くようにしたい」と自戒し、「将来はお客様と接する営業と、企画を立てるプランナーの両方をこなせる人材になりたい」と笑顔で語りました。

 

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