JUSTEC(日米教員養成協議会)年次大会を開催しました。
2025/09/10
2025年9月6日から2日間、本学において日米教員養成協議会(JUSTEC)が開催されました。日米教員養成協議会は、日米の教員養成や教師教育における研究や共同研究を促進していくために、全米教員養成大学協会(AACTE)のサポートを受けて設立された協議会です。
初日は日米の教育研究者約70名に加え、現場の教員や教育行政関係者、教育に関心を寄せる一般市民35名が参加し、活発な議論が交わされました。基調講演では、本学副学長の福井誠氏による歓迎の言葉に続き、教育総合研究所の志水宏吉教授が「外国人のまま生きられる学校―日本の教育におけるエスニックマイノリティの包摂に向けて―」と題して登壇し、多様化で複雑化する教育現場の現状と可能性を示されました。参加者からも活発な質問が寄せられ、日米双方に共通する教育上の二国間課題を考える貴重な機会となりました。
今回のJUSTEC開催は、参加者にとって学術的な刺激と実践的な示唆を得る場となっただけでなく、本学にとっても教育研究の国際交流を一層深める大きな契機となりました。