子どもたちをスポーツ好きに―。学生で組織する健康科学研究会の「キッズスポーツアカデミー」が今年もスタートしました。
2008/05/30
学生で組織する「武庫川女子大学健康科学研究会」が子どもを“スポーツ好き”にするために立ち上げたプロジェクト「キッズスポーツアカデミー」の今年度最初のイベントが、5月12日午後、第3体育館で行われました。
参加したのは本学附属幼稚園の年中・年長組の園児34人。健康科学研究会の学生10人が指導しました。この日のメニューは、身体計測、20m走、マーカー直し、片足立ち。園児たちは身長と体重を計ってもらったり、20mを全力で走り抜けたり、さかさまに置かれたマーカーをどれだけ早く元に戻せるかチャレンジしたり=写真右=、片足立ちで少しでも長くたっていられるよう=写真左=頑張っていました。去年から参加している園児たちは、「(マーカー直しを)早くできる方法知ってるよ」と楽しんでいました。
プログラムの終わりに、子どもたち一人ずつに結果を記録したカードをプレゼント。子どもたちが1年間の成長を実感できるよう、最終回にも同じメニューを行います。
第2回以降は、毎年好評のサッカーやハンドボールなども予定されています。また、初めての試みとして、ジャズの音楽で体を動かすプログラムも企画中です。
健康科学研究会顧問で、整形外科医・スポーツドクターの相澤徹 健康・スポーツ科学科教授は「幼少期にいろいろなスポーツを体験することは、子どもたちの健全な体の成長・発達につながります。こどもの頃に楽しかった経験があれば、きっと大人になってもスポーツを楽しめるはずです」と話していました。