図書館セミナー「小説創作超入門講座 NO.2 書いてみよう!ワークショップ」が中央図書館で行われました
2025/11/20
今年度4回目となる図書館セミナー「小説創作超入門講座 NO.2 書いてみよう!ワークショップ<インスタントフィクション>」が、11月18日夕、中央図書館のグローバル・スタジオで開催されました。講師は経営学部非常勤講師で小説家の松宮宏さん。
学生たちが書いた400字の作品を、作者本人が朗読・解説した後、参加学生が質問したり、独自の解釈を話したりして、作品を掘り下げました。
家族の会話の違和感から主人公の立ち位置や思いが語られたり、作品のベースに慣用句が重ねられていることが明かされたりと、作者の解説で様々な読み方が示され、さらに参加者からの質問や解釈の発表で、短い作品の彩が変わるような体験になりました。
松宮さんからは「この部分を隠すと、より謎が深まる」など作品へのアドバイスがありました。また、物語を書くためのいくつかのポイントについてのミニ講座を聞くことができました。
参加した学生たちは「400字は短いので、かなり削ることになり難しかった」「書いた時点で思っていたことが、解説では違う読み方も提示できた」などと話し、原稿を交換して読みあったり、感想を交換したりして交流を楽しんでいました。
セミナーの様子は後日、学内限定で動画公開の予定です。



