トルコ・バフチェシヒル大学の留学生5人が来日、食創造科学科で学びました。
2025/12/12
本学と包括協定を結ぶトルコ・バフチェシヒル大学の留学生5人が11月29日に来日し、食物栄養科学部食創造科学科で12月13日までの2週間にわたって学びました。学生たちは、食物・食文化学科専攻の1、2年生です。
12月3日には、食考房で昔ながらの杵と臼を使った餅つきを体験し、つき立ての餅を丸めて、きな粉や餡子、すまし汁の雑煮で味わいました。2年生のベギュマイ・ハンデ・オルチュさんは、「餅の食感が、トルコの伝統的な菓子lokum(ロクム)に似ている!」といい、2年生のメリス・オゼルさんは、「餅をつけばつくほど杵が重くなって、腕が痛い」と笑いました。イスラム教は、宗教上の教えで、豚肉や酒を口にすることが禁じられています。来日した留学生にもイスラム教徒の学生がおり、きな粉や出汁の原料について尋ねたり、割り箸の使い方を留学生同士で教え合ったりする姿がありました。餅つきの模様は、サンテレビでも取材され、夕方のニュースで放映されました。
12月6日には、留学生によるトルコ料理紹介イベントが開かれ、トルコ南東部地方発祥の赤レンズ豆のスープ「エゾゲリン・スープ」や、パストラミとチーズをユフカと呼ばれる小麦粉の生地で包んで作るトルコ風ペイストリー「パチャンガ・ボレキ」などを作りました。学生たちは、トルコ料理の奥深さを知ることができました。
こうした食を通じたバフチェシヒル大学と本学の相互交流は2023年に始まり、3年目となりました。2026年度から相互交流プログラムは正規科目になることが決定しています。







