心理・社会福祉学科の学生と、クラブ・健康科学研究部の学生たちが、元高校球児の大会「マスターズ甲子園2008」の運営をサポートしました。
2008/06/27
大人の甲子園「マスターズ甲子園2008」の運営を、心理・社会福祉学科の学生と健康科学研究部の学生たちがサポートしました。マスターズ甲子園は元高校球児たちの夢の実現を目指して6月15日(父の日)に甲子園球場で開催されました。
心理・社会福祉学科 長岡ゼミの学生は、『ウォーキング甲子園』を企画し、子どもたちと一緒に甲子園球場のスタンドをウォーキングしました=写真右=。
参加したのは、近隣の少年野球チームやマスターズ甲子園を観戦に来た子どもたち70人。ウォーキングの途中で子どもたちは、ゼミ学生と一緒にゲームをしたり、記念写真を撮ったりしながら、いつもテレビで見ている球場に大興奮。愛媛県から家族の応援に来て、この企画に参加した男の子は、「甲子園は初めて。こんなところから写真が撮れてうれしい!」と写真を手にうれしそうに話していました。
健康科学研究部の学生は、参加選手や観戦に来られた方々、ボランティアスタッフなどを対象に、スポーツ障害を早期に発見するためのメディカルチェックを行いました。=写真左・中=
会場には、少年野球チームの子どもたちや、父親の大会参加選手など約100人が来場。学生たちは、一人一人の肘やひざなどの状態を確認し、詳細な診断が必要な方は、整形外科医の相澤徹 健康・スポーツ科学科教授が診察しました。また、傷害予防のためのストレッチを実際に指導し、コンディショニングの整え方や水分補給・栄養の摂り方などを紹介する資料を配布し、スポーツを長く続けるためには、毎日の身体の手入れ(ストレッチやアイシング、食事、半身浴など)が大切です、と呼びかけました。
『ウォーキング甲子園』を企画・運営した長岡ゼミの学生たちは、「大会の中の一つの企画を任され、とてもいい勉強になりました。計画通り進まなかったことも多く来年に向けての課題も見つかりました。来年はさらにパワーアップして挑戦したいと思います」と話しています。
健康科学研究部の学生たちは、「スタンドで呼び込みをするなどして、参加者を募りました。選手の方が多いと思っていましたが、子どもたちもたくさん来てくれました。身体を整えて、好きなスポーツを長く続けてほしいです」と話していました。