健康科学連携教育フォーラムが開催され、3学科のOGが1年生約400人に学生時代の学びと仕事とのつながりを語りました。
2026/09/18
2026年度「健康科学」連携教育フォーラムが9月15日、公江記念講堂で開かれ、健康・スポーツ科学科、食物栄養学科、健康生命薬科学科の1年生422人が参加しました。
冒頭、食物栄養学科の前田佳予子学科長がフォーラムの趣旨について「健康をキーワードに学ぶ3学科が、自らの専門性を超えて健康科学を幅広く理解する必要性に気付くきっかけとなることを目指しています」と説明。続いて食物栄養科学部の芦田均学部長が挨拶に立ち、「このフォーラムを通じて健康のために自分たちに何ができるかを考えてください。異なる職種で活躍する先輩たちがどのような仕事をしているかを知り、将来を考える参考にしてください」と呼び掛けました。
フォーラムでは、各学科の卒業生3人が登壇し、「私の学生時代と今―健康科学を学ぶー」と題し、それぞれの学科の学びが今にどうつながっているかを語りました。健康・スポーツ科学科卒で、高校の体育科教諭の荒木千尋さんは大学時代の自筆のノートをパワーポイントで投影し、「授業や部活動で生徒に向き合う時も、武庫女で学んだことをそのまま実践に生かせています。当時のノートは今も読み返す教科書です」と語りました。
食物栄養学科卒で、管理栄養士・公認スポーツ栄養士の小林郁佳さんは、スポーツの現場で選手の栄養サポートをしています。「栄養だけでなく、競技を知ることや練習を見て運動量を確認すること、相手の話を聞くコミュニケーション力も必要です。多様な専門職と連携することが最善のサポートにつながります」と、業務の写真や食事例を示して語りました。
健康生命薬科学科卒で化粧品OEMメーカー研究開発職の中島香音さんは「あざなどをカバーするメイクの授業をきっかけに、化粧品は外見を整えるだけでなく、身体、精神、社会すべての健康につながり、QOLの向上に貢献すると気づきました」と、振り返りました。
会場の1年生からは「他の学科と具体的に連携する方法を知りたい」「専門外のことに挑戦する壁をどう乗り越えればいいか」などと質問が挙がりました。
卒業生は「学生時代にいろんな人と触れ合うアルバイトをして、社会人として接されることに慣れて」(中島さん)、「悩んだ時は飛び込むこと。ちょっとした挑戦を続けてみて」(荒木さん)、「時間のある学生時代に、目標を持って意欲的に取り組んで」(小林さん)などとアドバイスしました。
3人が共通して語ったのは「今、必要でないように見えても、後で役立ったり、大事だと思えたりする」というメッセージ。「だから学生時代はいろんなことに視野を広げて」と後輩たちに呼び掛け、大きな拍手を浴びました。








