建築学科の学舎・建築スタジオが平成19年度のプレストレストコンクリート技術協会賞(作品部門)を受賞。建築技術の発展に貢献しました。
2008/08/26
上甲子園キャンパスの建築学科の学舎「建築スタジオ」が、プレストレストコンクリート(Prestressed Conrete = PC)技術の進歩、発展に顕著な貢献をしたと認められる作品として、平成19年度(第35回)プレストレストコンクリート技術協会賞(作品賞)を受賞しました。
同賞は、プレストレストコンクリート協会が、会員の設計、施工工事の中から優秀な建築物を選考する賞です。建築スタジオは、設計を担当した株式会社日建設計が推薦、今年度の受賞作品の一つに選ばれました。平成20年5月28日に行われた、社団法人プレストレストコンクリート技術協会の総会にて表彰され、賞状と記念の盾が授与されました。
プレストレストコンクリート(PC)は、コンクリートにあらかじめ人工的に圧力を加えておくことで、構造物の重量や、その上に載せられる物の荷重への耐久性を高め、また、コンクリートそのものの収縮によるひび割れの防止が図られています。全国の高速道路の約3割がこのPC工法によって作られています。
今年度の作品部門の受賞8件のほとんどが高速道路や鉄道などの橋梁で、建物は本学の建築スタジオのみでした。