トルコ・バフチェシヒル大学と本学20校目となる交流協定を締結~東西アジアの文化交流の拠点を目指します~
2008/12/08
本学はトルコ・イスタンブールにあるバフチェシヒル大学と、20校目となる学術・教育交流協定を結びました。12月8日午後、中央キャンパス本館8階でバ大学のエンバ・ユセル理事長と本学の大河原量・理事長、糸魚川直祐・学長らが出席して、協定書調印式が行われました=写真=。
バ大学は1998年に設立された歴史の浅い私立大学ですが、6学部8000人の学生を擁し、すべての授業を英語で行うなどトルコのトップ大学を目指した活動を展開しています。また、幼稚園から高校までの多くの学校をトルコ全土で経営し、全国から優秀な生徒を奨学生として募集し、世界の有名大学に入学させている大規模教育組織です。
バ大学はかねてより本学・建築学科と親交があり、2008年5月には、建築学部長が来日し、建築学科の学生を対象にトルコ建築についての講演会が開催されました。本学とバ大学は、一貫教育を行っていることや、スーパーサイエンスコースを有していることなど共通点が多く、今後は建築の研究で協力するほか、学科を越えて大学間での研究者の派遣や交換留学を進めることにしています。
さらにトルコと日本はともに地震国であることから、耐震建築に関する研究でも協力することにしています。
今回の協定締結について、バ大学のユセル・理事長は「昔、東と西がシルクロードによって国際交易でにぎわっていたように、武庫川女子大学と文化と文化の交流をしたい」と、大河原・理事長は「バフチェシヒル大学に日本の、本学にトルコの文化センターを作り、将来はアジアの交流の拠点にしたい」と話しました。