師走の風物詩「甲子園会館ライトアップ」が12月6、7両日に開催され、来場者は池に映える会館の優雅な姿に魅了されました。当日の模様を動画ニュースで公開中。

　近代化産業遺産などにも指定されている建築学科の校舎・武庫川女子大学甲子園会館をライトアップする「甲子園会館ライトアップ」が12月6、7両日夜、上甲子園キャンパスで行われました。今年で3回目を迎えるこのライトアップは師走の風物詩としてすっかり定着。当日は真冬の寒さにもかかわらず、二日間で1700人以上の学生や近隣住民が幻想的な光の世界を楽しみました。当日の模様を動画ニュースで紹介しています。

　6日の点灯式では糸魚川直祐・学長が「この甲子園会館ライトアップは、皆さんの心の中に火を灯す集いです」とあいさつ。午後5時25分、キャンパス全体が消灯し、大河原量・学院長や新井菜月・学友会総務委員長らによって点灯スイッチが押されると、甲子園会館が光に照らされ、高さ約20メートルのジャンボクリスマスツリーが光に包まれました。正面広場には学生が手作りの行灯200基も灯り、一帯は幻想的な雰囲気に包まれ、大歓声が起こりました。その後、会館前では附属高校コーラス部=写真右=や、建築学科の学生で組織するJazz同好会、ヒップホップダンスサークルなどがパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。
　
　今年は鑑賞エリアを広め、会館南側の日本庭園ほぼ全域を開放。建築学科の学生がデザインした庭園の照明は、数を昨年の1.5倍の150基に増やし、光の世界を演出していました。庭園の池には、甲子園会館と紅葉真っ盛りのモミジが池に映り=写真左=、来場者はその優雅な光景にしばし足を止めて見入っていました。
　
　正門前のジャンボクリスマスツリーは、25日まで毎日午後5時～10時にライトアップされます。