「学んだことを、多くの人に伝えてください」。交換留学生が学長に帰国のあいさつをし、学長は体験をみんなで共有しようと励ましました。
2009/01/19
交換留学生として、海外の大学で学び帰国した本学の学生4人が1月16日に、海外から本学へ留学していた外国人学生10人が1月19日に、それぞれ糸魚川学長に帰国のあいさつをしました。
1月16日には、韓国の韓南大学に留学していた2人の学生と梨花女子大学に留学していた2人の学生が学長に報告しました=写真右=。
4人は留学先で学んだことや、夏休み中の体験、地元の人々との交流のことなどを口々に話しました。「留学先の大学では、授業中に私語もなく、みんなが真剣に講義を聞くなど、学習に対する姿勢が日本とはまったく違った。むしろ勉強しやすかったです」「日本人ということで、困った思いをしたこともありましたが、ボランティア活動などを通じて、小さな交流・活動の、うれしい連鎖ができれば、壁をなくすことができると思いました」「語学だけでなく、歴史や文化のことなど、もっと勉強したいと思いました」
糸魚川学長は、「あなた方は希望の星です。素晴らしい体験をしてこられました。ぜひその経験から学んだいろいろなことを、学生として広めていってください」と話しました。
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1月19日に学長を訪ねたのはカナダ、オーストラリア、韓国からの留学生です=写真左=。学長から帰国後の予定や何をしたいかを聞かれると、「卒論を書かなくてはいけません」「就職活動です」「留学中に食べれなかった韓国料理を食べたい」など留学で培った流ちょうな日本語で答えました。
留学生からは「寮のインターネットの環境を改善してほしい」「長期間のホームステイの機会を増やしてほしい」などの要望が出ました。
糸魚川学長は最後に「元気でそれぞれの国へ帰り、またなんらかの形でこの武庫川女子大学に帰ってきてください」と留学生らに声を掛けました。