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薬学部の新校舎・総合薬学教育研究棟で、新たに導入された先端機器を使った、全国でも珍しい新しい授業が行われました。

2009/01/26

 薬学部健康生命薬科学科の3年生26人が受講する授業「健康生命薬科学実験」で、新校舎・総合薬学教育研究棟の竣工に合わせて導入された共焦点レーザー顕微鏡や定量PCR装置などを使った実習授業が行われました=写真右=。1月15日には同棟の実験講義室で研究発表会が行われ、学生たちが成果を発表しました=写真左=。

 この健康生命薬科学実験は、ライフサイエンスの分野において不可欠な機器の原理や利用法、特徴について6~7の少人数のグループで学ぶ実習で、今年度初めて開講されました。

 共焦点レーザー顕微鏡は光源はレーザービームで、対物レンズで標本に焦点を結び、その標本の発する蛍光を得ることから、焦点距離がバラバラの標本でもきれな像を見ることが出来ます。倍率は約400~600倍で、医薬品を与えた際の細胞内の様子などをリアルタイムで観察することが出来る先端機器です。

 この授業の担当教員の一人、田中智之・薬学部准教授は「共焦点レーザー顕微鏡のような高価な先端機器を学生が授業で普段から使える大学は、全国でも珍しいと思います。研究者を目指す学生にとっては、とても良い経験になるはずです」と話していました。

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