情報メディア学科の学生が制作した学院創立70周年映像がほぼ完成し、卒業研究発表会で披露。学生の目で学園生活を生き生きと撮影しています。
2009/02/13
情報メディア学科大森ゼミの学生12人=写真左=が約1年間をかけて制作した「武庫川学院創立70周年記念映像DVD」がほぼ完成し、2月13日に中央キャンパス日下記念マルチメディア館メディアホールで行われた同学科の卒業研究発表会で披露されました=写真右=。全国の大学でも珍しい学生の手による創立記念映像の発表に、学生や教員、マスコミなど約150人が見入りました。
2009年に創立70周年を迎える武庫川学院は、70周年記念の学院公式記念映像の制作を、情報メディア学科の大森いさみ講師(映像表現研究室)のゼミに所属する4年生12人に依頼。ゼミ生らは卒業制作の一環として1年がかりで撮影・編集し、映像をほぼ完成させました。
DVDは、武庫川学院を四季の移り変わりとともに紹介する「ムコジョ歳時記」、卒業生20人のインタビューで70年を振り返る「OGが語る、武庫川学院」、アメリカ分校での留学生活を紹介する「アメリカ分校(Mukogawa Fort Wright Institute)」と大河原量・学院長のインタビューの4つのコンテンツで構成されています。撮影した映像は延べ1000時間分にのぼり、これを約50分の映像にまとめました。
卒業研究発表会では、メディアホールの大スクリーンに映像を映し、ゼミ生らが制作の意図や苦労した点などを解説し、DVDのパッケージのデザイン案をプレゼンテーション=写真中=。発表後は会場からは大きな拍手が送られました。
この映像は、11月に行われる学院創立70周年記念式典の会場で披露され、式典出席者や関係者に配られます。このほか、学生の目から見た「学院の今」を伝える映像として、広報活動などに幅広く使われます。
発表の総合司会を務めた大森ゼミ4年の小林麻優美さんは「卒業生を取材して、みんなが武庫川学院を愛していることがよく分かり、自分もこの大学にいることが嬉しくなりました。この映像を通して、一人でも多くの人が武庫川女子大学を好きになってほしいと思います」と話していました。