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「建築に使われている石を見れば、どの時代のものか分かります」。東京センター開設記念講演会の第2回目が行われました。

2009/02/21

 武庫川女子大学東京センター(東京都千代田区、帝国ホテルタワー9階)の開設を記念した講演会「東の帝国ホテルと西の甲子園ホテル~近代建築の巨匠 フランク・ロイド・ライトの足跡」(主催:武庫川女子大学)の第2回目が2月21日午後、東京・日比谷の帝劇ビル地下会議室で行わました=写真左=。東京大学大学院の鈴木博之教授=写真中=と本学建築学科長の岡崎甚幸教授=写真右=が講演し、満席の約70人が熱心に耳を傾けました。

 この講演会は、近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルの旧本館を設計、その愛弟子・遠藤新がライトの意匠を継承して本学建築学科のキャンパス・甲子園会館(旧甲子園ホテル)を設計した縁から企画され、1月から3回シリーズで開催されています。2回目の今回は、建築学的な観点からライト建築について考えました。

 鈴木教授は「建築家F・L・ライトのもたらしたもの」というテーマで講演。「建築に使われている石を見れば、どの時代のものか分かります」などと、建物材料、特に石の側面からライト建築およびライトの影響を受けたと見られる建築の数々を説明しました。また、帝国ホテルや本学甲子園会館をはじめ、明治から戦前のホテル・クラブ・迎賓施設の特徴を写真を交えながら紹介しました。

 続いて岡崎教授が「旧甲子園ホテルの建築的魅力」と題して講演しました。建物の左右には各四つの屋根があり、中央は平たい構造になっている構造は、「傾斜屋根と陸屋根がうまく融合している」と指摘。二階や西ホールに行く通路は段差があったり、曲がったりしてしているのは、歌川(安藤)広重が描く何重にも重なった山のように「隠して見せる」技法で、歩いて行くにつれて次第に景色が変わるように工夫されたものだと説明しました。

 参加者はメモをとるなどしながら熱心に聞き入っていました。本講演会の第3回目は3月28日(土)に行われ、旅行作家の山口由美氏と三宅正弘・本学生活環境学科准教授が、ホテル文化について講演する予定です。また、この講演会の再録は後日、当ホームページに掲載します。

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