芦屋市の「谷崎潤一郎記念館」の運営を、4月1日から本学などが担当。学生証を提示すると、入場料が割り引きになります。
2009/04/01
兵庫県芦屋市伊勢町の「谷崎潤一郎記念館」の指定管理者に、武庫川女子大学と読売新聞大阪本社、中央公論新社、大阪よみうり文化センターの4者でつくる事業連合がなりました。館長は河内鏡太郎・読売新聞大阪本社専務がなり、副館長は谷崎研究で知られる本学日本語日本文学科の辰巳都志教授が引き続き務めます。
記念館の入場料は大人300円、大・高校生200円ですが、本学の学生は入口で学生証を提示すると、団体割引料(160円)で入場出来ます。
芦屋市は06年から同記念館の管理・運営を民間に委ねる指定管理者制度を導入しています。今年度からの管理者に、本学などの事業連合が応募した結果、「事業内容、総合的な施設管理計画が優れている」として、管理者に選ばれました。
谷崎潤一郎記念館(芦屋市伊勢町12-15 )は1988年、「細雪」「春琴抄」「痴人の愛」などの作品で知られる文豪・谷崎潤一郎に関する資料の保存と公開、業績の顕彰を目的に開館されました。
4月24日からは、春の特別展「『細雪』六十年―今出合う二つの原稿」が開催され、『細雪』の下書きや清書原稿、書簡、遺品など80点が展示されます。