今春の卒業生が全国栄養士養成施設協会をはじめ、さまざまな団体から表彰されました。
2009/04/03
今春、本学を卒業した学生が、さまざまな団体から表彰されました。また、教育システム情報学会では、女子大から唯一、本学学生が発表しました。
◆全国栄養士養成施設協会会長表彰
大学食物栄養学科 大隅麻絵さん=写真右の左側=
短大食生活学科 林静佳さん=写真右の右側=
◆日本フードスペシャリスト協会会長表彰
大学食物栄養学科 久保美佳さん=写真中の左側=
短大食生活学科 高橋あかねさん=写真中の右側=
大隅さんと林さんは栄養士の資格を、久保さんと高橋さんはフードスペシャリストの資格を、それぞれ優秀な成績で取得したことに対して、各協会から表彰。大隅さんと久保さんは大学卒業式3月20日に、林さんと高橋さんは短期大学部卒業式21日に表彰状が授与されました。
全国栄養士養成施設協会会長の表彰を受けた大隅さんは「予想もしてなかったので信じられませんでした。普段の授業では、疑問点が出てきたら、すぐに質問したり調べたりするようにしていました。頑張ってきたことを評価していただいてうれしいです。卒業後は病院で働きます。患者さんの立場に立って栄養面からサポートできるようになりたいです」。林さんは「受賞を聞いてびっくりしました。大学で経験した大量調理の実習や、老人福祉施設での実習は、いい経験でした。これまで学んだことを、社会人になっても生かしていきたいです」と話しました。
また、日本フードスペシャリスト協会会長の表彰を受けた久保さんは「4月からは食品会社で品質管理の仕事をします。これまで勉強・研究したことが生かせそうで楽しみです。表彰を機に一層頑張りたいと思います」。高橋さんは「受賞については全く実感がありません。就職活動と勉強の両立で大変でしたが、通学の電車の中で勉強をしたことなどが実ってうれしいです。今後は、『食』とは違う方面に進みますが、これまで学んだことを自分の食生活に生かし、社会人になっても頑張りたいです」と抱負を述べました。
◆都市住宅学会関西支部、中部支部、中国・四国支部
第5回合同学生論文コンテスト 卒業論文部門 優秀賞
大学生活環境学科 城石早紀さん(4年生)=写真左の左=
亀谷二季さん(4年生)=写真左の右=
テーマ「浜甲子園団地の再生設計-路地のある団地-」
城石さんと亀谷さんは「賞をいただいたという実感がなかなか持てなくて。ゼミで取り組んだ団地の再生設計を応募しました。団地の持つ建物以外の広い空間に、商店やオフィスなどを点在させることで、居住者や来訪者の動きができる空間を作り、人々が交流できる場にしたいと考えました」「ゼミの大坪先生に勧められて応募しました。私たちは論文ではなく設計でした。応募者のテーマはさまざまで、プレゼンテーションで、いろいろな発表が聞けて勉強になりました」と話していました。
コンテストには、修士論文部門7件、卒業論文部門5件の応募がありました。3月14日に行われた審査会で、各応募者がプレゼンテーションし、最優秀賞各1件、優秀賞各2件が選ばれました。
◆教育システム情報学会 「2009年春 JSiSE 学生発表会」
大学情報メディア学科 浅野志都香さん(4年生)
新田千佳さん(4年生)
タイトル:フランソワーズの夢
(Visual Basicを用いて開発したレシピ開発アプリケーションソフト)
浅野さんと新田さんは、「各大学の発表のレベルの高さに緊張しました。質疑応答では、ソフトの機能の必要性や欠けている機能のご指摘をいただき、改良出来る点を発見できました」「審査員とお話し、いろいとな世代の人に関心を持ってもらえる要素を作り出すことができたことを実感しました」「貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました」と話しています。
情報メディア学科野村ゼミの学生は、6年前から、この学会で研究成果を発表し、これまで3回、研究奨励賞を受賞しています。今回は、全国の国公立大学を中心に52件の応募がありました。発表会は2009年3月上旬に全国5カ所で開かれ、浅野さんと新田さんは、11日に岡山理科大学で発表、惜しくも受賞は逃しましたが、女子大からは唯一の発表となりました。