昭和の名建築・甲子園会館で学ぶ建築学科の様子が4月22日夕、サンテレビ「ニュース・シグナル」で紹介されました。
2009/04/22
国有形文化財に登録された甲子園会館(旧:甲子園ホテル)が現在も大学建築学科のキャンパスとして使用されている様子が、4月22日夕に放送されたサンテレビのニュース番組「ニュース・シグナル」で紹介されました。
放送のテーマは「昭和の名建築がどのようにお活用されているか」で、番組の撮影は21日午後、甲子園会館で行われました=写真右=。ホテル時代に厨房(ちゅうぼう)だった地下一階のアトリエで行われた建築学科1年生の授業「空間表現基礎演習」で、学生たちが瓦を制作する様子を紹介=写真左=。記者から甲子園会館で学んでいる感想を聞かれた学生は「入学前にこの校舎を見て、武庫川女子大学を志望しました。甲子園会館は大好きな建物」「自分たちの校舎である甲子園会館が国登録有形文化財になり、とてもうれしい」などと話しました。また、この授業を担当した鈴木利友・講師は「甲子園会館という歴史的建築物の価値を体で感じられるのが魅力です。学生には、新しいものを作るだけでなく、古い建築も大事にするという価値観を大切にしてほしい」とコメントしました。