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情報メディア学科の赤岡ゼミの学生たちの論文が、学生広告論文電通賞に入賞しました。

2009/04/24

 情報メディア学科、赤岡ゼミの3年生(現・4年生)11人が、株式会社電通主催の論文コンテスト「第61回学生広告論文電通賞」の第3部広告・キャンペーン企画部門で、佳作に入賞しました。この部門には、全国20校から70編の応募があり、佳作は第4位です。本学の学生で初の受賞となりました。授賞式は、3月30日に、東京・汐留の電通ホールで行われました。

 この部門の課題は、「『ごはん食』の消費拡大を促す広告キャンペーン」。若者の「ごはん食」離れを食い止め、意識を喚起して、「ごはん食」の消費拡大を図るためには、どのような広告キャンペーンを行えばよいかを企画・提案するというもの。宇佐川遊生さん、大谷華子さん、北園菜採さん、久保和美さん、古賀文菜さん、近藤陽子さん、芝山悠さん、中野真理子さん、松尾絵美さん、松原千佳さん、財田恵美子さんの11人は、約5ヶ月をかけて、A4用紙30枚におよぶ論文をまとめました。

 学生たちの論文「利き飯+四季飯=My飯~米の未来を築くのはあなた!」は、キャンペーンの対象者を大学生とし、家でご飯を炊いて食べる機会を増やすことによる消費拡大を目指し、エンターテインメント性のあるキャンペーンを提案しました。

 キャンペーンは、3つの柱から構成されています。「利き飯」は、「利き酒」などのよう比較して味わう日本の文化から発想し、さまざまな種類の水でご飯を炊いてその味の違いを楽しみます。「四季飯」は、山菜御飯や栗ご飯など、季節の食材を使った日本の伝統のご飯料理、それを応用し、新しいご飯料理を発見・提案します。学生たちは、実際に市販されている水を使ってご飯を炊き、その味や食感などを分析したり、トマトご飯や柿ご飯などを実際に作ってみて、新しいレシピを開発したりして、データを集めました。
 さらに、ご飯の楽しみ方を大学生に訴えるための具体的な方法として、移動バスで大学を訪れて「利き飯」「四季飯」を体感してもらい、Webサイトにレシピや情報交換の場を設けることを提案しています。

 授賞式を終えて、学生たちは、「お米に栄養があることや体にいいことは分かっているけど、若者は、それだけでは能動的には食べないと思ったので、面白く食べられること、を中心に考えました」「まさか賞をいただけると思わなかったので、信じられませんでした。周りの人たちに、『すごいね』と声をかけられて、やっと実感しました」「授賞式では、受賞者は東京の有名大学の人ばかりで、びっくりしました」「授賞して、自分から何かをやろうと思えばできる、と思えるようになりました」と話していました。

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