障害者スポーツ指導者を目指す人間関係学科の学生が、障害者自立支援施設の利用者とスポーツで交流しました。
2009/05/02
人間関係学科2年の学生が受講する授業「障害者のスポーツ実技」(担当:茅野宏明・心理・社会福祉学科教授)に5月2日、知的障害者自立支援施設「武庫川すずかけ作業所」の利用者が協力者として参加しました。この授業はスポーツ活動を介して障害者との交流を図る目的で開講され、障害者スポーツ指導者(初級スポーツ指導員)の資格取得を目指す学生が受講しています。
第1体育館のコートで学生たちが考案し、準備した「チャレンジ! スポーツ記録会」と題したイベントを開催。学生34人と利用者18人と職員5人が4組に別れて、「レッツ ボールゲーム☆」「バレーボールはおともだち」「おいでよ! フライングディスクの森」「またいで くぐってくるりんぱ!」の4つのコーナーでスポーツを通じて交流しました=写真右=。学生と利用者はキャッチボールや障害物走などを楽しみ、それぞれのコーナーでは大きな拍手と歓声が起こっていました=写真左=。
受講学生の亀山恵子さん(人間関係学科2年)は「どのコーナーも、参加者の方が無理をせずスポーツを楽しんでもらえるように考えました。参加者の方はとても明るく積極的な人たちばかり。皆さんがとても楽しんでくださっていてとても嬉しいです」と話していました。
「障害者のスポーツ実技」の授業では、6、7月にも第1体育館で交流会が行われる予定です。