社会で活躍する女性が経験談を語りました。関西5大学連携事業主催の理系女性人材育成セミナーが開催。
2009/06/29
理系分野での女性の活躍について考える、理系女性人材育成セミナー「なりたい自分を見つけよう~考えよう!5年後の自分~」が6月27日午後、本学の学術研究交流館で行われました。本セミナーは、文部科学省から戦略的大学連携支援事業に採択された本学を代表校とする関西の5大学(武庫川女子大学・奈良先端科学技術大学院大学・大阪電気通信大学・大阪薬科大学・関西大学)による「広域大学連携による『臨床医工学・情報学』高度人材育成システムの構築事業」の主催で行われ、学生を中心に約100人が参加しました=写真左=。
セミナーは4回シリーズで行われ、1回目の今回は、社会で研究者や管理栄養士などの職業で活躍している女性からその経験を聞くことをテーマに開催されました。
第1部では、5大学連携事業で本学の代表教員を務める福尾恵介・食物栄養学科教授が「理系女性人材育成の意義と戦略的大学連携支援事業における取り組み」と題してあいさつ=写真右=。事業の概要を説明し、「理系女性人材の育成は社会的ニーズです。このようなセミナーを通して自分の専門分野以外のことも学び、人間としての教養を深め、幅広い視野や先見性を育成してください」と参加学生に語りかけました。
続いて、株式会社プロアシスト代表取締役の生駒京子氏や株式会社メディコスヒラタの岡村由加里氏が、自らの経験をもとに女性のライフプランや、女性が企業で活躍するためのキャリアデザインについて講演。講演後は、学生からさまざまな質問が出され、活発な議論が交わされました。
次回は8月30日~31日に開催される予定です。5大学連携事業の詳細はホームページをご覧ください。