情報メディア学科の1年生全員が学内の施設を回るスタンプ・ラリーに参加しました。楽しみながら大学を知る、初年次教育の新しい取り組みです。
2009/07/01
情報メディア学科の1年生181人全員が7月1日午前、初期演習の一環として学内スタンプ・ラリーに参加しました。現在、全国の大学で初年次教育の取り組みが課題となっていますが、新しい試みとして注目されています。
このスタンプ・ラリーは、今春入学したばかりの1年生に、広大な中央キャンパスを楽しみながら知ってもらうために企画されました。学生たちには写真が印刷されたシート=写真左=が渡され、その写真を頼りに制限時間の1時間以内に学内12ヵ所の施設を探してまわります。企画にあたっては、鉄道会社が沿線で行っているスタンプ・ラリーを参考にしました。
12カ所の中には学院創設時の姿を伝える「武庫川学院記念館」や、病気やケガの際に訪れる「保健センター」、授業など関する情報が掲示される「インフォメーションスクエア」などが含まれており、スタンプ・ラリーを楽しみながら大学の歴史や、学生生活を送る際に役に立つ知識を得ることができるように工夫されています。教室で説明を受けた学生たちは一斉に学内に繰り出し、スタンプを集めてまわっていました=写真右=。
20分ですべてのスタンプをそろえたという学生は「普段はなかなか訪れることのない場所もあり、楽しみながら学内を探検できました」、情報メディア学科1年Aクラス担任の福島秀行教授は「学生が自発的に学内を見学する良い機会となったと思います」と話していました。