「第14回夏季短期留学生受入プログラム」の修了式が行われ、留学生11人が修了証書を手にしました。

　第14回夏季短期留学生受入プログラム「Study in Japan 2009ーJapanese Culture Studies at Mukogawa Women's Universityー」の修了式が7月4日、日下記念マルチメディア館メディアホールで行われ、留学生11人に修了証書が授与されました=写真左=。

　式冒頭では、糸魚川直祐・学長が「皆さんが日本で体験した出来事をそれぞれの国で家族や友人に話してください。この留学の間に、はぐくまれた両国の友情と相互関係はこれからも広がっていくことでしょう」とあいさつ。続いて、日本語の授業を担当した藤田公・講師は「皆さんは花の種です。その花は周囲の人々からの優しさや思いやりといった水をもらっています。花を咲かせるには自分たちの努力という水も必要です。それぞれの国に帰って、自分だけの花を咲かせてください」と話しました。

　留学生たちは糸魚川学長から修了証書を受け取った後、2つのグループに分かれて学習の成果を発表しました。最初のグループは鬼の面を付けて、日本の有名な昔話「こぶとりじいさん」の劇をコミカルに演じ、次のグループは司会者と解答者が日本に関するクイズを行うクイズショーをジョークを交えながら披露しました。留学生らの流ちょうな日本語とユーモアあふれる演技に、会場は魅了されました=写真中=。

　続いて行われたエンターテインメントでは留学生らが会場に集まったホストファミリー、友人、教職員らに「さくらさくら」の歌を披露し、観客席からは温かい拍手が送られました=写真右=。

　最後に留学生活の写真のスライドショーが上映され、留学生らはたくさんの思い出に浸りながらホストファミリーらとお別れをしました。