心理・社会福祉学科の学生と健康科学研究部の学生が元高校球児の大会「マスターズ甲子園2009」の運営をサポートしました。
2009/07/06
かつての高校球児が同窓会チームを結成し、再び白球を追う「マスターズ甲子園2009」が6月14日、甲子園球場で開かれ、心理・社会福祉学科長岡ゼミ・茅野ゼミの学生と健康科学研究部(学友会クラブ)の学生が運営をサポートしました=写真右、中央=。
観戦に来た子どもたちを対象にした「甲子園ウォーキング」は武庫川女子大学のオリジナル企画で、大好評だった昨年に続き2回目。学生らは参加した4歳から10歳までの子どもたち約70人と楽しい一日を過ごしました。
福岡からお父さんの試合を応援に来ていた女の子は、「甲子園ウォーキング」で配られた学生手作りのカードを手に「帰ったらお友達に見せてあげる」と笑顔。学生たちは「甲子園ウォーキングに参加してくれた子どもたちはもちろん、試合に出場する元甲子園球児、応援に来られた方々、他大学の学生ボランティアさんなど、マスターズ甲子園ではさまざまな年代の方々と触れ合うことができます。それぞれが一生懸命打ち込む姿にとても触発されます。大学に戻ってもこの気持ちを持ち続けたい」と大会を振り返りました。
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健康科学研究部は、マスターズ甲子園の参加者や応援のご家族・ボランティアスタッフなどを対象に、スポーツ傷害の早期発見、そして早期治療につなげるためのメディカルチェックを行ないました=写真左=。同研究会の学生らは日頃勉強していることを生かして事前準備、関係者の方々と打ち合わせをし、企画運営しました。
希望者は、健康科学研究部の学生による体の状態を調べるスクリーニング(事前チェック)を受けた後、整形外科専門医の相澤徹・健康・スポーツ科学科教授の診察を受けました。診察後、学生らは必要に応じて医療機関への診療情報提供書を作成したり、ストレッチングの指導をしたりしました。
スポーツを健康で長く続けるために、アイシング・ストレッチ・食事・半身浴など日々の身体の手入れが重要なことを、活動を通して呼び掛けました。
今回は子どもから大人という幅広い年齢の方にメディカルチェックを受けていただいたことで、どの年齢の人にどんな傷害が多いか、年齢毎の特徴を知る機会にもなり、大変有意義なイベントとなりました。