学生寮における食中毒の発生について
2009/07/10
学生寮における食中毒の発生について(2009.7.10)
武庫川女子大学
本学の学生寮で、2009年7月8日から9日にかけて、寮生(学生)計39人が食中毒にかかる事案が発生しました。学生1人は入院しましたが、回復し、10日昼に退院しました。他の学生も軽症で、病院で診察を受けた後、寮に戻ってほぼ平常通りの生活をしています。寮生をはじめ関係者の皆様に、ご迷惑とご心配をおかけしたことをお詫びします。当該寮の食事の調理を委託している食品会社の管理・監督をさらに徹底いたします。事案の概要と本学の対応は以下の通りです。
[状況]
7月8日深夜から翌9日午後にかけて、西宮市内の学生寮「貞和寮」の寮生20人と「啓成寮」の寮生19人が腹痛や下痢、おう吐などの症状を訴え、近くの病院で手当てを受けました。うち1人は下痢症状が治まらず、入院しましたが、他の学生38人は軽症で、診察後に寮に戻りました。
寮に戻った寮生の大半は9日は大事をとって寮内で静養、寮母らが見守りました。
入院した学生もほぼ回復し、10日昼に退院しました。
[原因]
9日の一斉聞き取り調査で、「8日昼前から異常を感じた」と話す寮生もいたことから、8日の朝食が原因と思われます。朝食は、委託している食品会社が「貞和寮」の厨房で調理し、「貞和寮」の寮生153人と「啓成寮」の寮生89人や寮監、寮母らが食べました。39人以外の寮生らには異常はありませんでした。
[対応]
・当該食品会社は、西宮市保健所から上記の寮での調理を3日間、中止するよう指示を受けました。当面は、「貞和寮」と「啓成寮」の食事は別の食品会社が仕入れたものか調理したものでまかないます。
・教務部は9日昼、臨時常任委員会において、罹患した学生が授業を欠席する場合は公欠扱いにすることを決めました。