「日本人はおしゃれです」。留学生たちが研究成果を日本語で発表する「日本語発表会」が開催されました。
2009/07/14
韓国、中国、イギリス、オーストラリアから来日している留学生13人が、前期の授業の締めくくりとして各自の研究成果を日本語で発表する「日本語発表会」が7月13日、本学中央キャンパスのマルチメディア館で開催されました。
キン・エイさん(中国)は、コンビニエンスストアなどで期限の過ぎた弁当が廃棄されていることにもったいないと感じて、食糧に注目しました。日本の食糧廃棄の発生元には、食べ残しや、調理ロス、賞味期限が過ぎたための廃棄などがあることを説明し、「世界には飢えに苦しむ人が多くいる中、食糧を廃棄するのはもったいないと思いませんか。食糧の無駄を省くことに積極的に取り組んでいかなければなりません」と発表しました。
チェリー・オンさん(オーストラリア)のテーマは「日本人にとってのファッションとは」。日本では若者だけでなく高齢者もおしゃれな服を着ていて、近くの店に買い物に行く時も、おしゃれをして出掛けると分析。50人にファッションに関するアンケート調査を実施し、「約8割の人が自分のためにおしゃれをしていることが分かりました。また、新しい友達を選ぶ時は服装だけで判断しない人が多かったです」と結果をまとめました=写真=。
そのほか「日本の顔、総理大臣」「限定販売―言葉の誘惑」といったさまざまなテーマで発表が行われました。会場には、留学生と交流のあった学生や教員ら約50人が集まり、留学生の発表に聞き入っていました。