秋のデザートを手作りしながら、学生と高齢者が交流しました。高齢者栄養科学研究センターが「生きがいコミュニティ講座」を開催。
2009/09/14
高齢者栄養科学研究センターの「生きがいコミュニティ講座」が9月14日に行われ、地域の高齢者と学生たちが一緒に、秋のデザートを作り、交流しました。=写真=
メニューは、爲房恭子・食物栄養学科教授のオリジナルレシピの「チョコナッツケーキ」と「(りんごを使った)ベークドカマンベールケーキ」の2品。手の力が弱い人や高齢者、子どもが楽しみながら作ることができるよう、ポリ袋やピーラーなど身近な道具を使うよう工夫がされています。
爲房教授の説明の後、参加した高齢者22人と食物栄養学科の学生8人、心理・社会福祉学科の前田美也子・准教授のゼミ生5人、人間関係学科の学生12人がグループに分かれて料理、1時間ほどで2つのデザートが完成しました。
講座を終えて参加者からは「いろいろな道具が必要なので、ケーキはなかなか作りませんが、このやり方だったら簡単でいいですね」「ケーキもおいしいし、学生さんたちとお話できて、楽しかったです」「忘れないうちに家族に教えようと思います」といった声が聞かれました。学生は「ボランティアに興味があったので参加しました。普段あまり接することのない方と一緒に料理ができて、楽しかったです」「料理のちょっとしたコツなどを教えていただきました」と話していました。