日本語教育を学ぶ学生が、国内5カ所の日本語学校や韓国で日本語教育実習を行いました。
2009/09/23
日本語教育を専攻している文学部日本語日本文学科4年生の17人が、国内5カ所の日本語学校や韓国で、日本語教育実習を行いました。
そのうち8人は、8月17日~22日の6日間、韓国の大田市にある韓南大学(本学の協定校)での実習に参加しました=写真=。同学では、夏休みにもかかわらず、本学学生の実習に合わせて30人以上の学生が受講生として集まりました。初級、中級、上級の3レベルに分かれたクラスでは、文型練習や応用会話などの授業を実習生が担当しました。
これまで「模擬授業」の経験しかなかった実習生にとって、実際の日本語学習者との授業は緊張の連続でしたが、韓南大生と武庫女子大生の双方の熱意と明るさで、どの教室も大いに盛り上がりました。放課後、実習生は韓南大生チューターらと生活を共にしつつ、韓国の若者のライフスタイルに触れ、語り合うなかで友情を築くことができました。
外国での実習、日本で学ぶ外国人学生との出会い、国内外での日本語教育実習の経験を通じ、実習生らは、「日本語を教えることとは何か?」「異文化体験とはどういうものか?」という問題に向き合い、深い学びを体験しました。