ダンス部が8年ぶりにダンスフェスティバルで受賞! 10月3・4日には西宮神社のお祭りを伝統の踊りで盛り上げました。
2009/10/07
ダンス部が第22回全日本高校・大学ダンスフェスティバル(8月3~6日開催)に出場し、特別賞を受賞しました。=写真左・中=
このダンスフェスティバルは「ダンスの甲子園」の名のもとに、全国各地の高校・大学のダンス部や有志グループなどが、ダンスを通してそれぞれの思いやテーマを全身で表現する大会。創作ダンスの全国大会としては、唯一の大会です。ダンス部は舞踊家や舞踊評論家、舞踊研究者をはじめとした審査員が審査を行う「創作コンクール部門」に出場しました。
スペインの画家、ジョアン・ミロ作の絵画「NORD-SUD(ノール・シュド)」をテーマに振り付けを考えました。フランス語で「NORD」は北を、「SUD」は南を表し、絵には6つの違うモチーフが描かれています。ダンス部はこの絵から、違うもの同士をつなぎ、舞台の上で一つになる一体感を表現し、「すぐれた動きのテクニックに対して」の特別賞を受賞しました。
部員の熊内菜都未さん(健康・スポーツ科学科3年)は「8年の間、賞を取ることができませんでした。今年も取れると思っていなかったので、感動して涙が出ました。今後はこの賞に恥ないように、部員各自が練習に励みモチベーションやスキルをアップしていきたい」と話しました。
◇
ダンス部は10月3・4日に、西宮神社を中心に開催された「第13回酒ぐらルネサンスと食フェア」に参加し、先輩から伝わるダンスで祭りを盛り上げました。=写真右=
江戸時代、西宮の港から毎年、その年の新酒を樽廻船に乗せて江戸に運んでいました。運ばれた新酒は縁起ものとして喜ばれ、到着時に一行は江戸の町で新酒番船踊りなどをして練り歩いたといわれています。 その様子を再現したパレードにダンス部の学生13人とエアロビックダンス部の学生3人が参加、ダンスを披露しました。学生たちは、ちんどん屋のにぎやかなリズムに合わせて踊り、酒樽を積んだ大八車や神官などと一緒に、西宮神社や地元商店街をパレードしました。