師走の風物詩―甲子園会館が12月5、6日、ライトアップされ、3000人以上の方が幻想的な光に浮かび上がる昭和の名建築にうっとりしました。
2009/12/06
上甲子園キャンパスにある甲子園会館(国登録有形文化財に指定)のライトアップイベントが12月5、6両日夜、開催されました。今年で4回目を迎えるこのライトアップは師走の風物詩としてすっかり定着し、近隣住民の方など3000人以上の方が幻想的な光の世界を楽しみました。。
5日に行われた点灯式では糸魚川直祐・学長が「今後のさらなる発展を祈って点灯します」とあいさつ。午後5時25分、キャンパス全体が消灯し、大河原量・学院長や竹内郁美・学友会総務委員長らが点灯スイッチを押すと、甲子園会館が鮮やかに浮かび上がり、高さ約20メートルのジャンボクリスマスツリーが光に包まれました。正面広場には学生が手作りした行灯200基も灯り、一帯は幻想的な雰囲気に包まれ、大歓声が起こりました=写真右=。その後、会館前では附属高校コーラス部や、建築学科の学生で組織するJazz同好会=写真左=などがパフォーマンスを披露し、会場を盛り上げました。
甲子園会館の庭園のほか、建築スタジオの庭園も一般公開されました。庭園の照明は建築学科1、2年生の学生が中心になってデザイン。約200基の照明が、光の世界を演出しました=写真中=。来場者は照明に照らされた甲子園会館と紅葉に、しばし足を止めて見入っていました。
会館正面の2本のジャンボクリスマスツリーは、25日まで毎日午後5時から10時にライトアップされます。