親しみやすいラビーの曲を、動画ニュースで覚えてください。大学のキャラクター「Lavy」がついに、絵本オペラに! 畑儀文教授らが附属幼稚園で初演。
2009/12/21
武庫川女子大学のオリジナルキャラクターであるウサギの「Lavy(ラビー)」が主人公の絵本「うさぎのラビーといろきりばさみ」=写真右=が絵本オペラになりました。12月16日午前、音楽学部の畑儀文教授らが附属幼稚園で、特製の大きな絵本を繰りながら、夢いっぱいのストーリーを園児、保護者ら約200人の前で演奏しました=写真左=。この様子は同日午後、サンテレビのニュース番組で2回にわたって放映されました。このホームページの動画ニュースでも、ご紹介しました。
絵本オペラは、大型の絵本をめくりながらストーリーを歌って聴かせる創作楽曲で、畑教授が開発した表現手法です。絵本「うさぎのラビーといろきりばさみ」は、学内アイデア・コンペで最優秀賞に選ばれたストーリーで、鄭婀美さん(大学院薬学研究科博士後期課程在籍)の作品にプロ・イラストレーターの舩引亜樹さんがイラストを描き、2008年10月に本学の出版部から発売されました。不思議なハサミを持ったLavyが、私たちの身の回りに幸せが溢れていることを教えてくれる絵本です。作曲は大阪音楽大学非常勤講師の井本英子さんが担当しました。
畑教授が率いる絵本オペラ集団「おぺろん」の9人は、附属幼稚園の遊戯室で約15分にわたって絵本オペラを演奏しました。一度聴いたら、すぐに口ずさめるような、親しみやすい、軽快なメロディーです。
♪♪ラビー ラビー いろきりばさみ きれいないろをきりとるラビー ラビー ラビー ふしぎなラビーのいろきりばさみ‥‥。
ソプラノ歌手の中村朋子さんが、ピアノや打楽器に合わせて歌い始めると、園児は体を動かせながら、楽しそうに聴き入り、途中から一緒に歌い始める子どももいました=写真中=。
ゲストで招かれた鄭さんは「ディズニーのような夢のあるオペラになり、楽しく聞かせてもらいました。子どもたちが喜んでくれて、嬉しいです」と微笑みながら聴いていました。
畑教授は「子どもたちにも、オペラを楽しんでもらおうと、この絵本オペラを開発しました。最近の子どもはアニメを良く見ますが、絵本オペラでは、子どもたちはインスピレーションを働かせて、じっと絵を見つめてくれます。それを見ていると、演奏している私たちも楽しくなります。他の幼稚園や保育園でも演奏して、絵本オペラを広めていきたいと思います」と話しています。