「第3回ボーダレスをめざして展」が開催され、生活環境学科三好ゼミの学生が段ボール製の家具や照明器具を展示しました。
2009/12/25
「第3回ボーダレスをめざして展」(主催:財団法人兵庫県学校厚生会)12月17日から25日まで神戸市中央区のアートホール神戸で開催されました。この展覧会は、ハンディキャップのある人、ない人がお互いに理解を深め、ともに喜びあえる「ボーダレス社会」を目指して企画・開催され、本学は第1回展より毎年参加・協力しています。
今年は本学生活環境学科・三好庸隆教授のゼミ生から磯村友里さん、鳴嶋更紗さん、西井裕紀さんが卒業制作活動の一環として、この展覧会に協力しました。3人は、再生素材である段ボールに着目し、段ボール素材の可能性について調査研究を進めています。この研究の成果を生かし、展覧会では、段ボールでつくったオリジナルの椅子、テーブル、照明器具=写真右=を展示しました。また、3人のアイディアで、会場内で段ボール家具を使ったカフェショップを開催=写真中=。参加者はドリンクを飲みながら、段ボールでミニクリスマスツリーオブジェや、フォトスタンドなどの制作を楽しんでいました=写真左=。
指導した三好教授は「ゼミ生たちは、アートホール近辺の喫茶店を回って情報を流すなど、広報活動にも工夫を凝らし、例年より多くの来場者がありました。企画を指導したものとして嬉しく思っています」と話しています。本展覧会の模様は12月20日付け神戸新聞朝刊の地域ニュース面でも紹介されました。