動画ニュースで紹介。本学初の応援団が東京ドームでデビュー。学生、学長、教職員が一体になって「さくらボウル」を応援しました。
2010/01/09
1月3日に東京ドームで行われた女子タッチフットボール日本一決定戦「さくらボウル」で、本学で初めて結成された応援団が大声援を送り、試合を盛り上げました。スタンドでは糸魚川直祐学長が陣頭指揮を取り、選手と応援の学生、教職員は一体となって戦いました。当日の様子を1月9日、「動画ニュース」に掲載しました。(試合の様子は、先の別の記事をご覧ください)
応援団結成のきっかけ
「武庫川女子大学ジェントルブリーズ(GeNTLe BReeZe)」は昨年11月、学生日本一をかけて神戸大学と対戦して勝ち、試合後に神戸大学の応援団から本学にエールが送られました。しかし、本学には応援団がないことから、お返しのエールを送ることができず、スタンドにいた学生の間から「寂しい」という声が上がりました。そこで、「さくらボウル」の前に、学友会の運動部委員会が中心になって応援団を結成。応援バスツアーの参加者を募集したところ、大勢の学生が応募し、抽選で選ばれた45人が応援ツアーに参加しました。学長が檄を飛ばしました!
運動部委員会顧問の三宅正弘・生活環境学科准教授が引率する応援団を乗せたバスは2日午後10時に中央キャンパスを出発し、3日午前7時に東京に着きました。学生らは帝国ホテルタワー内にある東京センターでひと休みした後、都内を散策し、夕方に再び東京センターに集合。糸魚川学長が「東京センターで、こんなに多くの学生の皆さんとお会いできて、とても嬉しいです。今日は観戦ではなく、応援するためにやってきました。全力で応援しましょう」と檄(げき)を飛ばしました=写真右=。武庫女が東京ドームを席巻
東京ドームに向かうバスの中では、バトントワリング部員がリーダー役になって、応援の練習=写真中=。学生課や東京センターの教職員も加わって、50人以上にふくれあがった応援団は東京ドームの一塁側スタンドに陣取り、フェンスには「世界へはばたけ! Mukogawa Family☆」と書かれた大きな垂れ幕を掲げました。全員が校歌の印刷された特製メガホンを手に「フレー、フレー、ムコガワー」と応援。糸魚川学長は最前列に立ち、「頑張れー、いいぞー」と大きな声で叫び続け=写真左=、大学キャラクターの「ラビー」の着ぐるみもフィールドに立って、控え選手と一緒に応援しました。試合終了後、スタンドから「よくやったー」「ありがとう」という声が一斉にあがり、選手らは笑顔で手を振って応えました。両チームとも全力で戦った好試合に、選手も応援団も大満足。涙を見せる人はいませんでした。
感動を分かち合いました
応援団のまとめ役をした運動部委員長の沼田里美さんは「最初は応援の声もバラバラでしたが、最後はピッタリと合い、一致団結して応援できました。私たちも選手と一緒に戦ったという思いです。みんなと感動を分かち合うことができました」とニッコリ。三宅先生は「本当に笑顔の素敵なチームでした。学生や教職員が一緒に応援できたことに感謝します」と、負けても、さわやかにほほ笑む選手らをたたえました。
糸魚川学長は「今日は、本学だけでなく、卒業生が頑張っている相手チームも応援しました。応援団を結成したことで、学生や教職員に一体感、連帯感が生まれました。今日の応援団が、連帯感がさらに広まるきっかけになればいいですね」と話していました。
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応援団結成の話は、神戸新聞の2009年12月30日付朝刊地域ニュース面で、「学ランなしの『応援団』武庫川女子大 女性だけで結成 タッチフットさくらボウル 3日デビュー」の見出しの大きな記事で紹介されました。