社会貢献できる薬剤師を! 実務実習を前に医療機関で必要な知識を学ぶ「事前学習」の内容を、薬学部ホームページに掲載しました。
2010/02/22
医療機関での長期実務実習に備え行われた薬剤師の「事前学習」の内容を紹介するページが薬学部ホームページにできました。臨床薬学教育センター=写真はセンター内の模擬薬局=で約半年間にわたって行われた実習の概要を、詳しく説明しています。4年生の学生187人は、どのような実習を受けたのでしょうか。こちらからご覧ください。
薬学部薬学科は2006年度から6年制となりました。その1期生である現4年生は、本年4月に5年次に進級、5月中旬から実際の医療現場での参加型長期実務実習に取り組みます。全国の薬学部には、この実務実習に備えて、122コマ以上の「事前学習」が義務付けられており、本学でも昨年4月より11月にかけて実施しました。薬学教育モデル・コアカリキュラムの「事前学習」に準拠しているだけではなく、一般用医薬品、薬局製剤、遺伝子診断など本学の薬学教育の特色である項目も盛り込んで行いました。兵庫県薬剤師会、兵庫県病院薬剤師会、西宮市薬剤師会、尼崎市薬剤師会など近隣の薬剤師会とも連携して、事前学習を行いました。
薬学部では「本学では医療の担い手として社会貢献できる薬剤師の育成に取り組んでいます。本学が行っている特長的な学習内容を、実習先となる医療機関の関係者や一般社会の皆さんに知っていただきたい」と話しています。