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「戦略的大学連携支援事業」平成21年度教育プログラムの修了証書授与式が行われ、本学の学生29人に修了証書が贈られました。

2010/03/23

 本学が代表校となり、関西の特色ある5大学が連携し高度な人材育成のためのプログラムを開発する「戦略的大学連携支援事業 広域大学連携による『臨床医工学・情報学』高度人材育成システムの構築」で、平成21年度に実施してきた4つの教育プログラムが終了し、3月23日、受講学生に修了証書が手渡されました。この修了証書授与式は、本事業の代表校を務める武庫川女子大学で行われ=写真右=、5大学の学生75人が修了証書を受け取りました。そのうち本学の学生は29人でした=写真左=。

 教育プログラムの講座は「リベラルアーツ教育プログラム」「社会教育プログラム」「プレプロフェッショナル教育プログラム」「理系女性人材育成プログラム」の4分野にわたって、土曜日、日曜日、夏休みに開講されました。1講座あたり15コマ以上の講義や実習が行われ、5大学の教員だけでなく、他大学の教員や企業、官公庁の方も講師を務めました。

 開式にあたり、福尾恵介・食物栄養学科教授は、「参加された皆さんは、新しい気付きがあったことと思います。ここで学んだ成果を生かし、日本社会の再生に貢献し、活躍できる人材になってほしいと思います」とあいさつしました。

 式辞では、代表校として、糸魚川直祐・学長が「修了おめでとうございます。このプログラムの基本は『専門性を深めること』『プロジェクトや課題の専門性を他の分野の専門性と関連付けること』の2つだと考えています。一人ひとりが取りくんでおられる分野の専門性をさらに深めることなく、技術の進歩や人々・社会への貢献はありえません。また、他の分野の人々と相互に連携し、関連付けることで科学の進歩やそれまで思いもよらなかった新しい分野が生み出されます。研究の場を共にし、成果や業績を発表し公にすることは、とても大切なことです。皆さんは、それぞれのプロジェクトで、幅広い視野や先見性を得、実践・体験型学習、交流活動に励まれました。この勉学、実践、体験、人との出会い、相互交流、相互連携の成果をさらに伸ばし、人々の幸せや社会の発展に尽くされることを祈念しています」と修了生を励ましました=写真中=。

 生活環境学部食物栄養学科3年生の山口小百合さんは「社会教育、プレプロフェッショナル教育、理系女性人材育成の3つのプログラムを受講しました。夏休みに1泊2日で、他大学の学生とチームを組んでプレゼンテーションしたのがいい思い出です。普段、勉強しないような内容を学ぶことができて楽しかったです」と1年を振り返りました。また、同学科3年生の和久美智子さんは「他大学の先生、病院で働いている方、企業で働いている方の講義を聞く機会に恵まれ、たいへん勉強になりました。働くことはどういうことかを考えるきっかけにもなりました。4年生になっても受講したいです」と感想を話しました。

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