学院で珍しい花が相次いで咲きました。丹嶺学苑で銀竜草、中央キャンパスでは淡黄色のサクラ。
2010/04/30
本学の研修施設「丹嶺学苑」(神戸市北区)のテント周辺の落ち葉の中に、4月中旬から銀竜草(ギンリョウソウ)の花が咲きました=写真中=。ギンリョウソウは、その名のとおり、竜のような形の花で、全体が透けるように白い珍しい植物です。その色や姿から別名『水晶蘭』『ユウレイタケ』とも呼ばれています。5月初旬まで見ることができます。
中央キャンパスの学院記念館横では、4月中旬にサクラが淡黄色の花を咲かせました=写真右=。鬱金(うこん)と呼ばれる珍しい品種。開花時期はソメイヨシノより遅めで、数百品種あるサクラのうちで唯一、黄色の花を咲かせます。花弁数は15~20枚程度の大輪の八重咲き。ショウガ科のウコンの根から作った染料の鬱金色に似ていることから、鬱金と名付けられました。
花につられてか、4月20日には中央図書館前の噴水池にカルガモ2羽がやって来ました=写真左=。2羽が仲良く並んで泳ぎ、通りがかった学生らは「かわいい!」と声をあげていました。噴水池には好物の餌がなかったのでしょう。同日夕に、どこかへ飛んでいきました。