2024年06月

採血のための血管確認(基礎看護技術演習Ⅲ)

2024年06月25日

2年生が、演習で採血のための血管の確認を行いました。初めに教員から、どのような血管が採血に適しているかの説明とデモンストレーションが行われました。

 教員によるデモンストレーションの場面

グループに分かれて、学生同士で血管の確認をしながら静脈のスケッチを行いました。「どの血管が一番いいかな?」と学生同士で話し合いながら確認できていました。血管がわかりづらい場合は、エコーを使って静脈の深さや太さを確認しました。

血管を確認している場面

エコーを使って血管を確認している場面

次回の演習ではモデルを使って静脈血の採取を行います。しっかり復習をして次回に臨みましょう!

今年初めてのオープンキャンパス🎵

2024年06月25日

6月23日(日)に今年初めてのオープンキャンパスが開催されました。
雨の中でしたが、たくさんの方にお越しいただきました。


まずは、浅野先生による学科説明が行われました。

成人・老年看護学実習室の体験コーナーは「点滴の滴下調整を体験してみよう」でした。


実際の点滴で滴下の調整を体験します。

母性・小児看護学実習室の体験コーナーは「赤ちゃんの心臓の音を聞いてみよう」でした。


学生スタッフと一緒に聴診器でシミュレーターの心音を聴く体験をします。

実習衣試着コーナーでは、演習や実習で行うように髪をまとめて実習衣を試着しました。


学生スタッフにきれいに髪をまとめてもらいます。

次回のオープンキャンパスは7月14日(日)です。
教員、学生スタッフ共に皆様のお越しを心よりお待ちしております。

体育祭が開催されました!

2024年06月12日

今年もお天気に恵まれた5月に武庫川女子大学の体育祭が開催されました。
中央キャンパスでは多くの学生でにぎわっています。
きぐるみもお出迎えしてくれました!


学科別クラス対抗のオセロひっくり返しゲームに参加します


大きなオセロなので大変そうですね。


次は「竹取物語」。竹を使った綱引きのような競技ですね


看護学科の学生さん、がんばれー!

ポニーのふれあい餌やり体験イベントでは、4年生の乗馬部の学生さんも参加していました。

 

罨法の技術を学ぼう!(基礎看護技術演習Ⅲ)

2024年06月06日

2年生が罨法の演習を行いました。罨法とは、湯たんぽやホットパックなどを使って全身や身体の一部を温めることや、氷枕や氷のうなどを使って冷やすことです。罨法によって、患者さんは身体の苦痛が和らいだり、心地よさを感じることができます。学生同士で実施者と患者役になり、事例を使って演習を行いました。

学生は教員による罨法のデモンストレーションを見て、目的によってどのように罨法を選択するのか、罨法の援助の留意点や根拠などを確認しています。

教員によるデモンストレーションの場面

学生が氷嚢を作成している場面

学生が患者役の学生の頭の下に氷まくらを置いている場面

患者役の学生の顔に細長い氷を入れたゴム嚢をあてている場面

事例を使った演習を通して、学生はまず観察を行い、必要な罨法の援助を考えることができていました。また、学生同士で「どの部位を冷やすと効果的かな?冷やしすぎるとどうなるかな?」と考えることができていました。これからも患者さんの状態に合わせて、援助を考えていきましょう!

老年看護学Ⅱ演習 高齢者交流&高齢者疑似体験

2024年06月03日

3年生が「老年看護学Ⅱ」の授業で、高齢者交流と高齢者疑似体験の2種類の演習を行いました。

写真①
「高齢者交流」では高齢者との交流を通して、ご協力いただいた高齢者の方の生きてこられた生活の背景や価値観、身体的精神的変化が日常生活にどのように影響しているのかを理解できるように取り組みました。コミュニケーションの方法についても、事前学習を行ってから演習に臨みました。

写真① 高齢者さんへ学生がお話を伺っています。

 

写真②
「高齢者疑似体験」では、感覚器の機能低下(白内障、加齢性難聴、手指の細かな動作の低下や感覚の低下)について、体験を通して学びました。
白内障の視覚(水晶体が黄色く濁り黄色に見える)が体験できるゴーグル、老人性難聴が体験できるイヤーマフを装着し、手指の巧緻性と感覚の低下を体験するために利き手と反対の手に手袋をして高齢者の感覚を体験しました。

写真② ゴーグルとイヤーマフと手袋を装着して利き手と反対の手で
大豆と小豆を箸でつかんでいます。

高齢者さんとの交流でたくさんのお話を聞くことができました!コミュニケーションをたくさんとることができ、つい世間話までされているグループもあり、高齢者さんと信頼関係をつくる学びにつながっています。また、学生にも高齢者さんから立派な看護師になってね等、たくさんの励ましのお言葉をいただきました!
高齢者疑似体験では、物の見えにくさや聞こえにくさ、手の動かしにくさを体験しました。看護師として介助やケアをする際には、高齢者さんの立場に立って考える大切さを学生が考えるきっかけとなりました。高齢者さんを理解するためには重要な体験だったのではないでしょうか。

ご協力していただきました西宮市シルバー人材センターの会員様にお礼を申し上げます。