2018年07月
点滴管理の演習(3年生・成人看護学慢性)
3年生が点滴の滴下調整と刺入部の固定の演習を行いました。
一般的に『注射や点滴をする=看護師のお仕事』というイメージがあるかと思いますが・・・
とても難易度の高い技術なのです!
まず、点滴を固定する方法を学びます。
固定するテープを準備して・・・
点滴を腕につなぐ管=ルートの固定方法について指導を受けます。
患者さんの血管に挿入している部分=刺入部を不潔にしないように注意しながら実施してみましょう。
空気が入らないようにテープを慎重に貼ります。
ルートが抜けないように固定しています。
実習室では、点滴の滴下数調整について演習をしていました。
滴下数の計算方法について指導を受けます。
滴下数の計算は苦手な学生さん多いですが、間違えると患者さんの命に関わります。国家試験にも頻出項目です!
計算ができたら滴下の調整をしてみましょう。
時計の秒針と滴下を同時に見ながら調整します。難しい・・・
武庫川女子大学看護学部では看護師として就職した時に即戦力になれるよう、実践的な演習を行っています。
7月14・15日 オープンキャンパス
7月の3連休の土日に、学部のオープンキャンパスが開催されました。
両日とも太陽カンカン照りの晴天、猛暑となりました。
そんな中、今回もたくさんの高校生・保護者の方が来てくださいました。
学科説明:14日は藤田優一先生(写真上)、15日は久米弥寿子先生(写真下)から
小児看護学実習室:藤田優一先生(写真上) 植木慎悟先生(写真下)
赤ちゃん人形が人気です
基礎看護学実習室:山口晴美先生(写真上)、久米弥寿子先生(写真下)
マットレスの種類が豊富です
成人老年看護学実習室:宮嶋正子先生(写真上)、平野方子先生(写真下)
インスリン注射、心電計、初めて見るものばかり
公衆衛生在宅精神看護学実習室:和泉京子先生(写真上)、寳田穂先生(写真中)
食事モデルを使用してカロリー計算する機器が好評でした(写真下)
先輩との交流コーナーも連日大盛況
今回から館内見学だけでなく、「クイズラリー」も実施しました。
さて、何問解けるかな?
出口で答え合わせ
正解率はなかなか高かったです。全問正解のプレゼントも喜んでもらえました。
「看護学生に変身!」コーナーも好評でした。
変身コーナー:片山恵先生(写真上) 町浦美智子先生(写真中)
看護学生に変身してくださった高校生さん、みなさんとても似合っていましたね!
保護者の皆さんも高校生さんのスマホでたくさん写真を撮っておられました。
先輩学生と一緒に写真をお願いする方もおり、大好評でした!
次回のオープンキャンパスは8月10日(金)、11日(土)です。
暑い日が続きますが、ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしています!
初期演習:教員へのインタビュー
1年生から始まっている初期演習の一環として、教員にインタビューをしてみる演習が行われました。
みんなの前で発表している場面
大学生として学業に専念することはもちろんですが、
社会の一員として、必要最低限の接遇やマナーはしっかりと身に着けておく必要があります。
そのため、一番身近な「目上の人」としての教員とお話をしてみる機会が作られました。
わが看護学部では約40名の教員が在籍しています。
その教員一名に対して3名程度の学生がインタビューを行います。
まずは教員にメール。
丁寧な言葉でご都合をお伺いします。
日時が決まったら、いくつかの質問(看護を選んだ理由や現在行っている研究など)を教員に投げかけます。
そして、インタビューで得た情報をもとに発表します。
図にしたりして、視覚的にわかりやすい説明でした
きれいな色使いで、先生の雰囲気も伝わってきますね
皆さん、まだ名前と顔が一致していない先生たちの特徴が垣間見れるいい機会にもなりましたね。
祝☆1周年!「まちの保健室」
「まちの保健室」が1周年を迎えました。看護学部4年生や大学院生のボランティア参加も始まり、ますます元気に開催しています。
毎回、盛況です。
「家族に勧められて」「ららぽーとの広告を見て」「団地の貼り紙を見て」「○回目です」「夫婦で一緒に来ました」「通りがかりに、ちょうど血圧を測ってもらいたかったので」など、いろいろな動機でお越しいただいています。
「骨の健康チェック」の様子
西宮市薬剤師会の先生方による「お薬相談」も行いました。お薬相談では、「薬剤師さんから直接お話を聞けてよかったです。」「安心しました。」との声もうかがいしました。
昨年の活動報告を「武庫川女子大学看護学ジャーナル Vol.3」に掲載しました。ぜひご覧ください。
(下の画像をクリックすると「武庫川女子大学学術成果コレクション」ページに飛びます。報告書のpdfファイルをダウンロードしてお読みください。)
「まちの保健室」はほぼ毎月、第1水曜に開催しています。
次回は、8月1日(水)10:00~13:00、ららぽーと甲子園のオーシャンライドコートで開催する予定です。
血管年齢測定や骨の健康チェックなど、血圧測定以外の健康指標の測定の有無は当日会場でご案内します。
2年目からも「地域から学び、地域に活かす看護」まちの保健室をよろしくお願いいたします。
Anita先生の留学準備レッスン(国際看護学)
武庫川女子大学にはMukogawa Fort Wright Institute (MFWI) というアメリカ分校があります。米国ワシントン州スポケーン市にあるこの分校ではさまざまな留学プログラムが準備されています。
看護学科も今年度から選択科目「国際看護学」と「実践看護英語」の一環で夏休みにMFWIに滞在し、英語やアメリカ文化を学んだり、医療施設を見学したりするプログラムが始まります。今年は看護学科2年生・3年生に加え、大学院生もサマー・プログラムに参加します。
4月から「国際看護学」「実践看護英語」の授業や国際センターによる留学準備ガイダンスが始まっています。今回は本学共通教育部のAnita Aden(アニータ・エイデン)先生による事前準備レッスンをご紹介します。
Yaaay!!と盛り上げる陽気なAnita先生
ワシントン州スポケーン市の紹介から始まり、MFWIについてお話しされました。キャンパスは人間より鹿やリスの方が多いとか?!
昼休みなので、ランチを食べながらのレッスンです
サマー・プログラムを楽しむコツ「E・N・J・O・Y」も教わりました。
(わたしは後でAnita先生からスポケーン市のおいしいカフェを教わりました。)
出発まであと1ヶ月になりました。暑い日本の夏から脱出するのが楽しみです。
平成30年度 実習施設就職説明会
6月下旬2週にわたり、実習施設就職説明会が開催されました。
対象は3年生。そろそろ就職活動の開始です。
看護学部が実習でお世話になっている施設の中から、2日間で10施設の参加がありました。
また、卒業後の進路の一つとして、大学院保健師コースの説明もありました。
キャリア委員の田丸朋子先生(基礎看護学)からオリエンテーション
いつもは憩いの場であるラウンジが会場です
みんな真剣に話を聞いています
和泉京子先生をはじめ、公衆衛生看護学の先生方から
大学院の保健師コースについての説明
待ち時間は資料を閲覧したり、記録を書いたりしました
最後の時間で、聞ききれなかった施設に個別質問
みんなで聞くよりも濃い内容の話ができました
今回の説明会をきっかけに、就職活動が本格的に始まります。
来年の今頃、内定をもらえているかもしれない自分を想像して、がんばれ3年生!
大学院オープンキャンパス
7月快晴の日曜日、大学院看護学研究科のオープンキャンパスを開催しました。今年も多くの方に参加していただきました。
受付中です
看護学研究科長の阿曽洋子教授のご挨拶から始まりました。
「ここに私が載っています」とPRする(?) 阿曽教授
今年度の「ミニ講義」担当は看護学科長の藤原千惠子教授です。
研究することは宝石をつくるようなもの、臨床の場は原石の山、それを大学院(研究)で磨いて美しく輝く宝石にしましょう!と話されました。
「仕事と大学院の両立ができる」と本研究科の特徴を説明する藤原教授
看護学専攻長の町浦美智子教授による大学院の概要説明の後は…
9つの専攻分野に分かれて個別相談です。
老年看護学分野の德重あつ子教授
現役大学院生(修士課程1年生)との交流会もありました。
前期募集の入学試験は2018年10月13日(土)、後期募集の試験は2019年2月16日(土)です。
オープンキャンパスに来られなくても、ご相談は随時受け付けています。こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。