2022年05月
卒業生が訪問してくれました
一昨年に卒業したおふたりが大学を訪問してくれました。
看護師2年目になったところで、「『1年目だから』と大目に見てもらえた3月までとは違って大変」ということでした。それでも、「すこしずつ慣れてきて仕事の楽しさが実感できるようになった」とのことで、たくましいですね!
学生時代から仲良しのおふたりは、それぞれ大学病院、専門病院で勤めています。
せっかくなので、これから病院実習が控えている3年生の授業の前に登壇してもらい、実習を乗り切るコツ、国家試験対策、就職対策についての質疑応答をしてもらいました。
実習の予習課題は早めに終わらせておく、インターンシップについてはこまめに情報収集しておく、などのアドバイスがありました。
これからの活躍が楽しみです。今後もがんばってください!
老年看護学Ⅱ演習 高齢者交流&高齢者疑似体験
4月21日、3年生が「老年看護学Ⅱ」の授業で、2種類の演習を行いました。
写真①
「高齢者の生きがいとQOL」では高齢者との交流を通して、ご協力いただいた高齢者の方の生きてこられた生活情報と価値観を理解できるように取り組みました。コミュニケーションの方法についても、事前学習を行ってから演習に臨みました。
写真②
「高齢者疑似体験」では、感覚器の機能低下(白内障、加齢性難聴、手の巧緻性の低下)について、体験を通して学びました。
写真①:高齢者さんとコミュニケーション中
写真②:細かい動作が難しいです!
高齢者さんとの交流でたくさんのお話を聞くことができました!
高齢者疑似体験を通して、高齢者さんを理解するためには重要な体験だったのではないでしょうか。
3年生 精神看護学 ~グループで語る・聴く~
『グループアプローチ』という授業で、グループ(集団)の中で自分のことを話し、他者の話を聴くという演習をしました。
最初は3人、そして6人、12人…と、だんだんグループが大きくなっていきます。
グループが大きくなればなるほど、話しにくかったかな。
でも、「自分にはなかった考えや体験を聴くのは新鮮だった」という声もたくさんありました。
さいごはひとつの大きな円になって、ひとことずつ、この演習で感じたことを共有しました。同じ演習を体験しても、感じたことはそれぞれに違うものですね。
だからこそ、それらを共有するということの意味についても考える時間となったのではないでしょうか。
ここで感じたことや考えたことは、きっと実習にも活かされるはず!
1年生★丹嶺学苑研修
2022年4月26日、本学の北摂キャンパスである丹嶺学苑での研修が行われました。
これは、「初期演習Ⅰ」の授業の一環であり、毎年1年生が4月に研修へ行きます。
この研修で初めて話をするクラスメイトも多く、友達ができる機会になります。
入念に健康チェックをしてバスに乗り込みます。
体調に変わりはないですか?
いざ、出発!!!
丹嶺学苑は神戸市北区にあります。
中央キャンパスからは約50分であっという間です。
外観はこんな感じでリゾートホテルのようでとても綺麗。
例年看護学部は4月下旬にいきます。八重桜が見頃です。
まずはクラブ活動、委員会活動などの「学友会活動」とその意義についての授業です。
その後はお待ちかねの昼食。
丹嶺学苑のお弁当は華SAKUの内野屋さんが作ってくれます。
なのでとても美味しい!
順番に並んでお弁当を受け取りに行きます。
鶏肉と卵たっぷりのポテトサラダでした。
午後からはレクリエーション。グループでの自己紹介です。
まだ4月なのでここで友達をたくさん作りましょう!
担任の古川先生も一緒に聞いています。
楽しそうでいいですね。
最後は玉入れ大会!
カゴをめがけて投げます。
とても盛り上がりました!
結果はBクラスの勝利!大喜びする古川先生とそれを見て大笑いする北尾先生
という感じであっという間に楽しい1日が終わり、帰路につきました。
コロナが少し落ち着いてイベントができるようになって本当に嬉しいです。
4年間このメンバーで、授業に実習に国家試験に頑張りましょう!
博士後期課程:看護エビデンス特論
こんにちは。
今回は看護学研究科博士後期課程の看護エビデンス特論の授業についてレポートします。
博士後期課程では、主に土曜日の講義と特別研究のゼミがあります。
看護エビデンス特論は土曜日の講義のひとつであり、1単位8回の授業になります。
4人の教授によるオムニバス科目で、今回は投稿者の藤田が担当しました。
「デルファイ法を用いた研究のエビデンス」「転倒・転落リスクアセスメントツールのエビデンス」という内容で2コマの授業をしています。
博士後期課程は始まったばかりで院生さんたちはまだまだ緊張していていたため、しっかりめの自己紹介でアイスブレイクをして打ち解けて、和気あいあいと楽しく意見交換をしながら授業をしました。
武庫川女子大学子育てひろば 子育て講習会
「武庫川女子大学子育てひろば」で子育て講習会「ママの身体もとっても大事♡~乳がんや生活習慣病のお話~」を公衆衛生看護学分野の和泉教授と枝澤助教が行いました。
「武庫川女子大学子育てひろば」は、地域の子育て家庭の皆様に開放している施設です。
交流や相談等を行う施設です。子育て中の方々の相互交流をはかっていただくとともに、常駐する専門スタッフと気兼ねなく相談することもできます。詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kosodate/index.html
育児、家事、仕事などに忙しくご自身の健康を振り返る時間を持ちにくい子育て世代の方へ、ご自身および家族の健康を考えるきっかけとし、健康増進のための健康行動につなげる機会になれば、との思いで、がん検診や生活習慣病等の予防のための健診のお話をしました。
お話の後は、乳房モデルを用いた乳がん自己チェック体験と血管年齢測定を行いました。
「検診・健診は大事ですね。」「検診・健診に行ってみようと思います!」といった声を聞くことができ、お話や体験を通して、早期発見の重要性にもあらためて気づいていただけたことを嬉しく思いました。
当日は、修士課程看護学研究保健師コース1年の学生3人も実習の一貫として参加し、絵本の読み聞かせをさせていただきました。
初めての経験でドキドキでしたが、お子さま達に真剣な眼差しを向けてもらえました。
ご参加いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。