2016年07月
聴診器の販売
1年生の看護学概論は今日で最後の講義です。
そして、今日はお昼休みに1年生対象の聴診器の販売がありました。
2社が看護科学館に来て下さり、3M社のLittmann(リットマン)とイマムラ社のsonorité(ソノリティ)が展示されていました。
成人と小児の兼用の聴診器や、軽さがウリの聴診器など色もカラフルで迷いますね。
学生さんはどれにしたのでしょうか。
Littmann(リットマン)
sonorité(ソノリティ)
いよいよ明日から試験期間
暑い日が続きますね。
武庫川女子大学では明日7月29日から8月4日までが試験期間となります。
現在、学生さんは試験に向けて猛勉強中です。
看護科学館は5階と6階が教員の研究室とセミナー室のフロアになっていますが、研究室の前には学生さんが勉強できるようにテーブルと椅子が置かれており、空調もきいています。
学生さんは、質問があるときには教員にすぐに聞きに行くことができ、学生と教員の距離が近くなるように設計されているのです。
しかし、試験に何が出るのかの質問には答えられませんので、あしからず。
試験が終われば、いよいよ待ちに待った夏休みですね!あとひとがんばりです。
教員の研究室前のコミュニケーションホールで勉強中
研究室訪問:第2弾
研究室訪問第2弾は、小児看護学分野【生涯発達看護学領域】の藤田優一先生の研究室を訪問させていただきました。
Q:先生の主な研究分野を教えてください。
A:小児看護の中でも、入院している子どもが歩いているときの転倒やベッドからの転落の事故についての研究を主にしてきました。今、一番関心があるのは小児科外来での看護師の技術についてで、国からの科学研究費も頂いて調査を進めているところです。
<8月に発表する論文のポスター>
Q:この大学にいらっしゃるまでの略歴を教えてください。
A:元々、人の役に立ちたいと思っていたことから、看護師を目指しました。小児看護を選択したのは、看護の中でも男性として「父親役割」をもって患者さんに接することができると思ったからです。神戸の兵庫県立こども病院に就職して、血液内科(こどもの白血病など)、ICU(集中治療室)に勤務しました。その後は大学院へ進学し教職の道を進みました。
Q:趣味など、いつもの休日の過ごし方などを教えてください。
A:子どもが生まれる前までは「釣り」と「バンド」でした。ベース担当で、所属していたバンドは西宮のFMでゲスト出演するまでになっていましたが、今は土日も仕事をしていることが多く、趣味の時間はないですね。この前は、双子の息子たちをつれて山まで行って、バッタ4匹とトンボ1匹を捕まえてきたりしました。大学では広報入試担当ですが、家では子どものお風呂と遊び相手担当です。
<息子さんたち作成の「お父さん」>
Q:最近、大変だったことなどエピソードがあったら教えてください。
A:最近、学生が提出したレポートの小さい字などが見えづらいと思い、老眼鏡を購入してみたのですが、かけて張り切ってレポートを読んだら、慣れていないためか、めまいと肩こりで大変なことになり、回復するのに3日くらいかかりました。
―― 治ってよかったです。学生さんにはレポートは大きめの字でお願いしましょうかね。(笑)
<せっかく購入したおしゃれなメガネ・・しばらく使いませんとのこと>
Q:最後に、「本学の学生に望むこと」を教えてください。
A:学生の間もそうですが、できるだけ問題意識を持って、周囲に流されないようにしてほしいです。就職して看護師になってからも、「みんなが昔からやっている方法だから私もやる」という考え方ではなく、「どうしてそうするのか」、「もっといい方法はないのか」を「考える」ナースになってほしいです。
―― 本当に、私もそう思います。
<学生さんが保育所に実習に行ったときに困らないように、「読み聞かせ」の練習用絵本>
お忙しいところ、たくさんのお話ありがとうございました。
進学説明会:兵庫県看護協会 7月23日
兵庫県の看護協会会館において、看護師を目指す高校生や保護者を対象とした進学説明会が開催されました。
プログラムではまず、「体験発表」として現役の大学生や専門学校生からの「大学を選んだ動機」や「受験勉強対策」の発表がありました。
兵庫県の大学を代表して、武庫川女子大学から2年生の足立さんが看護師を目指したきっかけ、受験勉強の方法、キャンパスライフ、学校行事、休日の過ごし方などとてもわかりやすく発表をしてくれました。
続いて、参加している大学や専門学校から学校紹介がありました。本学は心光先生から「学生数が日本一の女子総合大学であり、さまざまな学科の友だちができること」「定員数80名に対して教員は42名おり、豊かな教員陣がそろっていること」「担任制があり、きめ細かなサポートをしていること」などを紹介していただきました。
最後に個別相談の時間があり、本学に興味のある受験生が積極的に相談にきていました。
足立さんの体験発表
個別相談コーナー
基礎看護技術演習:食事介助の演習
今日は、基礎看護技術演習で食事介助の演習をしました。
ベッド上で寝たまま食事を食べる患者さん、事故により目が見えない患者さんなどさまざまな事例にそって食事介助をします。
実際に学生は患者さんの役をすることで、寝たままで食事を食べることの辛さや、他者に食べさせてもらう申し訳なさなどが体験できたと思います。
また、私たちは普段なにげなくご飯を見て食べていますが、食事は味覚や嗅覚だけでなく視覚の情報も重要です。アイマスクをして目が見えない状態での食事はさぞ不安だったことでしょう。おいしく食べるには、いかに視覚の情報が重要なのかが体験できたと思います。では、この体験をふまえて、視覚に障がいのある患者さんにおいしく食べていただくにはどのように援助していけばよいのでしょうか???
次に、経管栄養剤「ラコール」の試飲もしました。甘くてけっしておいしい味とは言えませんが、病状によってはラコールしか飲むことができない患者さんもいます。看護師として、どのような味でいかに飲みにくいものなのかを知っておくことは重要ですね。
今日は、患者さんの気持ちに一歩近づけた演習だったのではないでしょうか。
田丸先生のデモンストレーション
経管栄養剤「ラコール」が試飲できます。
ラコールのお味はどうでしょうか?
オープンキャンパスレポート7月16日、17日
今年も7月のオープンキャンパスが開催され、とても蒸し暑い中ですが多くの方々に参加していただきました。
今回のイベントは1階講義室での学科説明に続いて、実習室での「妊婦さんになってみよう!」「赤ちゃんのバイタルサインを測ってみよう!」「看護学の演習を体験しよう~点滴をさわってみよう~」でした。
学生さんは2年生と1年生で協力しながら、そして緊張しながらもじょうずに高校生に教えていましたよ。
アンケートを回答するともらえる武庫女看護オリジナルのルーズリーフも好評でした!
次回のオープンキャンパスは8月12日(金)、13日(土)です。
ぜひ、ご参加ください。
学科説明7月16日
学科説明7月17日
妊婦さんのお腹を触って赤ちゃんの位置を確認できるシミュレーターです。 赤ちゃんのバイタルサイン測定
心臓の音は聴こえますか?
お腹がへって泣く赤ちゃん「マイベビー」のお世話もできます。
妊婦さんになってハイ・チーズ
点滴のコーナーも大人気でした。
上手に滴下量を合わせるのはとてもむずかしいです。アンケートに回答するともれなくオリジナルルーズリーフがもらえます。学食アゼリアでは教員と在学生の相談コーナーもあります
マクドナルド@中央キャンパス
こんにちは。
ずいぶん蒸し暑くなり、夜も寝苦しい季節になってまいりました。
さて、今日は中央キャンパス「クリステリア」にあるマクドナルドに行ってきました。
ちょっと一息つきたい時に
学内にファーストフードがあるのはいいですね。
(ちなみに関東では「マック」と言うみたいですが、関西は「マクド」と略します)
クリステリアは中央キャンパスに位置しており、
3階にはファミリーマート、2階が学食の「金澤食堂」、
そして1階にマクドナルドがあります。
中は広々としたフードコートのような雰囲気で、
賑やかな談笑があちらこちらで聞こえてきました。
マクドナルド自体はちゃんとケータイクーポンも使えるし、
時間限定で「全サイズ ポテト 150円」や
「Mサイズドリンクはセルフ(飲み放題)」など、
他で食べるマクドナルドよりはお得感がありました。
2時間目が終わる12時20分あたりからじょじょに混み始めて行列ができてましたが、30分にはその行列も落ち着いていたので、
ご利用の際は少し時間をずらしたほうがいいかも。
営業時間は
平日9:45~17:00
土曜9:45~15:30
クリステリアは図書館の先にあるので、
看護学部の方も図書館利用の前後に是非立ち寄ってみては?!
図書館の先に位置するクリステリア
広々としたイートイン
座席もたくさん用意されています
12時20分ごろはたくさんの学生で賑わってます
つい食べたくなるお手軽メニュー
キャンペーンメニューの「1955 スモーキーアメリカ」
食べごたえがあって美味しかったです
大学院 公衆衛生看護学演習Ⅰ:健康教育
今回は看護学研究保健師コースの院生さんの授業の紹介です。
ここ数日で急に暑くなりました。そのような時に特に注意しなくてはならないのが熱中症です。そこで、子育てをしているママやパパを対象に、熱中症に対する注意喚起をするためにも健康教育が必要となります。
保健師コース1年生の院生さんは、小さなお子さんがいる教員を対象に、熱中症について気をつけていることなどのインタビューを行い、健康教育の準備を進めていました。
そして今日は子育てをしているママやパパに向けた健康教育を想定して発表をされました。熱中症はどのような時に起こりやすいのか、熱中症の防止策はどうするのか、熱中症になってしまった時の対処法などを中心に説明をされました。
イラストがたくさんあって分かりやすく、「熱中症は危険なんだ」ということをあらためて気づかされた内容でした。
大学院看護学研究科オープンキャンパスレポート
今日は梅雨時にもかかわらず天気に恵まれ、28名の方々がオープンキャンパスに参加されました。
参加者は病院や訪問看護ステーションで働いている看護師さん、市町村で働いている保健師さん、看護専門学校の先生、看護系大学の先生、他大学の学生さん(4年生)など様々です。また、男性の方も数名いらっしゃいました。
まずは、研究科長の阿曽先生より挨拶があり、次いで専攻長の町浦先生よりミニ講義「大学院で学ぶこと」がありました。その後、宮嶋先生より研究科の概要の説明と事務室前田主任より入試に関する手続きの説明がされました。
プログラムの最後には、3階のコミュニケーションラウンジに移動して、各領域の教員との個別相談、在学中の大学院生との意見交換が活発にされました。
武庫女の大学院看護学研究科修士課程には、2つのコースがあります。1つめの「看護学研究コース」は現場で働きながら学べることが特長であり、本日もキャリアアップをしたいと考えるベテランの看護師さんや保健師さん、大学・専門学校の先生が多く参加されていました。
2つめは「看護学研究保健師コース」であり、保健師を目指したいという看護師さんや来年春に卒業される大学4年生が参加されていました。
「武庫女の大学院について気になるけど、オープンキャンパスに行けなかった」という方も随時相談を受け付けていますのでご連絡をお願いいたします。
下記のメールアドレスに、タイトル「研究科についてのお問い合わせ(お名前)」とご記入の上お送りください。
kango@mukogawa-u.ac.jp
看護学部事務室Tel 0798-39-9005
大学院のパンフレットはこちらをご参照ください。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/gs2017.pdf
大学院入試について詳しくはこちらをご参照ください。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~nyushi/in_guide/pdf/in_guide_p48-51.pdf
2017年度の大学院看護学研究科の入試日程
前期募集:2016年10月 1日(土)
後期募集:2017年 2月18日(土)
臨地実習連携会議の会場視察
看護学部では10月に臨地実習連携会議が開催されます。
臨地実習連携会議とは実習施設との連携体制の基盤づくりの一環として、臨地実習の教育計画の情報共有を行うために開催されます。その会場となるのは、武庫川女子大学の建築学科がある上甲子園キャンパスの甲子園会館です。
甲子園会館(旧甲子園ホテル 昭和5年竣工)は日本に残る数少ないライト式の建築であり、国の近代化産業遺産および登録有形文化財に登録されています。帝国ホテルの常務取締役でホテル界の第一人者といわれた林愛作(1873~1951)の理想にもとづき、F.L.ライト(米・1867~1959)の愛弟子・遠藤新(1889~1951)が設計しました。
映画「ALWAYS 続 三丁目の夕日」「日本のいちばん長い日」などのロケ地としても有名な建築です。また、今年8月公開の生田斗真主演の映画「秘密」のロケもここで行われました。
今回私たちは臨地実習連携会議の会場視察にやってきました。このように、実習施設の方々と綿密な連携がとれるように、そして学生さんの実習環境を整えて有意義な学びとなるように着々と準備を進めております。
さて、「甲子園会館が素晴らしい」という話は何度も聞いていましたが、来てみてその存在感に圧倒されました。建築学科の学生さんは、こんな素晴らしい建築物を毎日肌で感じながら学ぶことができて非常に良い学習環境なのだなぁと感心するばかりです。もちろん臨地実習連携会議の後には甲子園会館の見学ツアーも行います。
なお、甲子園会館は予約すればどなたでも見学可能です。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kkcampus/kengaku/index.html
会場となる西ホール
建築学科は1学年の定員が40人の少人数制で、1人に1台の製図机とコンピューターが用意されています。甲子園会館に隣接する建築学科の校舎、建築スタジオ