2018年06月
グループアプローチ(精神看護学・3年生)
3年生の精神看護学の授業でグループアプローチの体験学習をしました。小グループで話をし、聴くひとの反応でどんな影響が起こるのか考えます。
次にグループで「子供のころに大切にしていたもの」について話し合いました。
共通して大切に感じたことは何かな?。
小グループから大人数のグループに変えて、話の伝わり方やディスカッションの進め方はどうすればよいのか、などを体験を通して学習しました。
まずは6~7人のグループで。
グループの1人がテーマに沿って話をし、聞き役は相手をしっかり見て、うなづいたり驚いたりGoodな反応を表現します。
一生懸命聞いてくれると話してても気持ちいいですね。
次は目を合わせず、聞いてるのか聞いてないのか判らないBadな態度で。
なんだか発表者の声も小さくなっているみたい。
「も~我慢できない!! 反応せずに聞くなんて出来ないですぅ。」
ちゃんと話を聴く姿勢が身についてるってことですね。
さらに、この授業を通して理論的なアプローチ方法を知ることが出来ましたね。
大学院のゼミ風景
現在、大学院では修士課程25名、博士後期課程14名が在籍しており、
各自実施したい研究テーマについて研究計画立案・実施・評価・執筆していきます。
授業とは別に、各領域単位で開催される少人数制のゼミがあり、
意見を言い合いながらすすめていきます。
多くの院生が社会人のため、
平日夜間もしくは土日開講ですが、この日も熱い討論が行われていました。
各自テーマに沿った資料を持ち寄り、検討します
内容を説明しながら討論を重ね、精錬していきます
現在(もしくは過去に)遭遇した臨床上の疑問をテーマにすることが多いので、
毎回熱意のこもった議論が展開されています。
7月1日(日)に看護学研究科(大学院)のオープンキャンパスを開催します。
プログラムやお申込み方法はコチラをご覧ください。
大学院担当教員や現役大学院生とお話しませんか。
2年生 体位変換、移動・移送の演習
6月18日に発生した地震により被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。地震当日は休講になりましたが、武庫川女子大学では被害に遭われた方々や地域、一日も早い復旧に力を尽くす方々を支える看護師を育成すべく、日々授業が行われています。
基礎看護学の演習として、ベッド上の患者さんの体位変換、移動・移送の演習を行いました。
まずは田丸朋子先生によるデモンストレーション。
上田記子先生が患者役となって水平移動するシーンです。
患者さんが安全なように、不快な思いをさせないように、そして安楽なように実施するには細やかな配慮が必要になります。
こういったことをきちんと実施するには人体の解剖も理解しておかないといけません。
また、看護師自らも楽に実施できるようボディメカニクスを最大限に活かす必要があります。
デモンストレーションのあとは3人一組となり、患者役・看護師役になって演習していきます。
「体位変換の際に手はどの位置だった?」
山口晴美先生が直接説明します。
足の曲げ方にも、技術がありますね
今までの授業で得た知識も利用して、演習に臨みましょう!
ムコジョ:スマホサポーター始動!
すでに、60歳以上のシニア世代の20%以上がスマホ保持者という時代を迎えています。「子どもに勧められてスマホに変えたのはいいけど、使い方がわからない…」というお話もよく聞きます。
スマホの操作が得意な女子大生と高齢者。両者を繋げることで、大学生もお年寄りの方と話をする機会が増えて、双方好都合なのでは??という発案で、「スマホサポーター」が誕生しました。(責任者:老年看護学分野・杉浦圭子先生)
引き受けてくれたのは看護学部2年生のお二人。さっそく、5月19日に第1回目のスマホ相談会を開きました。
2名の方が来訪してくださり、最初は戸惑いながらも、やはり機械に強い女子大生。相談内容に合わせて、ささっと調べながら、しかも和気あいあいとお話も弾みながらのあっという間の2時間でした。
その様子は、5月22日の神戸新聞でも紹介されました。
ムコジョの学生が地域の皆様に貢献できることもうれしいことです。
今後も月に1回のペースで、ムコジョの近くのまちCaféなごみで開催する予定です。
開催日は第3土曜日13:00~15:00(予約優先)です。お問い合わせはまちCaféなごみまでお願いします!
妊婦健診&妊婦体験:母性看護学演習(3年生)
看護学科3年生の看護学演習シリーズ・母性看護学編です。疑似妊婦体験と妊婦健診の演習を行いました。
疑似妊婦体験では妊婦体験ジャケットを着用して、トイレ・入浴・階段昇降など日常生活で行っているさまざまな行為を体験しました。
靴下を脱ぐのも履くのも一苦労
階段を降りるとき、大きなお腹で足元が見えるかな?
あ~疲れた~と横になるのも大変。
妊婦腹部触診モデルを使って、妊婦さんの健康診査をします。
「お腹の赤ちゃんの心音が聞こえるかな?」
優しく説明する母性看護専門看護師の大西舞子先生
これらの演習は8月のオープンキャンパスでも体験できます。スケジュールなど詳しいプログラムが決まり次第、コチラでご案内します。ぜひ、お越しください!
栄養についての演習(成人看護学・慢性期)
成人看護学・慢性期の授業風景です。今日は栄養についての講義・演習です。
布谷麻耶先生による講義
お弁当に入っている物の栄養・カロリーを調べてみよう
おいしそうなお弁当ですね!
次は成分栄養剤(エレンタール)を作ってみます
フレーバーと水を入れたら・・・
力いっぱい振ります!!
でき上がりました!
写真はコーヒーフレーバーです。
患者さんのなかには毎日毎食この作業を行っている方もいます。
この授業を通して、患者さんの気持ちに寄り添える体験ができましたね。
1年生初期演習:教員の経験談
初期演習では授業の受け方や勉強の仕方など、
大学生活を有意義に過ごしていくためのプログラムになっています。
今回の初期演習では、生き生きとした女性教員を代表する基礎看護学助教の上田記子先生からの講義でした。
勉強の仕方や、授業の受け方、プライベートと勉強のバランスなどの学生時代のお話や、
看護師として過ごした喜怒哀楽あふれる体験談などをざっくばらんに話してもらいました。
きっと、良い将来像を描ける機会になれたのではないでしょうか。
こんな笑顔の素敵な女性になれるよう、実りのある学生生活を送りましょう!
楽しく体験談を語る上田先生
授業風景
学生もメモを取って参考にしている様子でした
6月3日(日)オープンキャンパス
快晴の日曜日、今年はじめてのオープンキャンパスが開催されました。
看護学科企画プログラムは説明会からスタート。藤田優一先生(小児看護学)が看護学科のカリキュラムなどを説明しました。
その後、参加者の皆様には4つの看護学実習室など看護科学館を見学していただきました。
川端京子先生(成人看護学・慢性期)が質問に答えています
毎年好評をいただいている看護学生との交流会もあります。
学生スタッフに受験勉強や大学生活のあれこれを聞くインタビュー・タイムを今年から始めました。
堂々と武庫女の魅力を伝えてくれた5名の学生スタッフ
次回は7月14日(土)・15日(日)です。
看護学科教職員・学生一同 お待ちしています!