2017年07月

第2・3回 オープンキャンパス2017

2017年07月21日

7月15日(土)・16日(日)、オープンキャンパスを開催しました。
3連休の暑い日でしたが、たくさんの方に看護科学館にお越しいただきました。

看護学科の説明を15日は清水 佐知子先生(基礎看護学)、16日は和泉 京子先生(公衆衛生看護学)が担当しました。下の写真は16日の和泉京子先生です。

 

15日の模擬授業では、清水先生が「STOP! 院内感染」と題し、細菌やウイルスからどのように患者さんや医療者自身を守るかという話をしました(下の写真)。

 

16日の模擬授業は、精神看護学担当の寳田 穂先生による「こころの看護と健康」。「アルプスの少女ハイジ」の有名なシーン「クララが立った!」を、精神看護学の視点で解説しました。

続いては、mukojo看護学生が参加者の皆様を看護科学館内の見学ツアーにお連れしました。

武庫川女子大看護科学館こだわりの人工気象室をご案内してます

成人看護学・老年看護学実習室で、介護リフトの説明をする荒木 大治先生(老年看護学)

基礎看護学実習室で、実習室の説明をする田丸朋子先生(基礎看護学)

母性・小児看護学実習室で新生児の体温の管理ができるベッドについて説明する町浦美智子先生(母性看護学)

精神・在宅・公衆衛生看護学実習室で熱中症について説明する麻生浩司先生(精神看護学)

成人・老年看護学実習室で終始にこやかに高校生に説明してくださっていた川端京子先生(成人看護学: 慢性期)

今回、オープンキャンパスに協力してくれた看護学部の1年生と3年生の学生さんたちです。

在学生との交流企画「mukojo看護学生に聞く!大学生活のすべて」では、教員も知らない学生生活のあれやこれやを熱く語っていたようです。

高校生のみなさん、mukojo看護学生と行く!看護科学館見学ツアーに参加してみませんか?

次回は8月11日(金)・12日(土)です。看護学演習体験を企画しています。ぜひ、お越しください!

 

 

国家試験対策 CJC100の開催

2017年07月21日

CJC100とは、
「ちりも積もって、実力アップ、カフェ、100%みんなで突破」の頭文字をとったもので、
月に一度、お昼ごはんを食べながら、
国家試験の過去問題を解いたり、教員と語り合ったりして国家試験の勉強をする会です。
7月19日はスペシャル企画としまして、
現役看護師の経験談を聞く回を開きました。
大学生当時の勉強の仕方や、プライベートの過ごし方など、
メリハリは大事だよということを当時の反省を踏まえつつリアルな声で教えていただきました。

勉強しておくと看護の面白みもわかる。
看護師として働くことで気づいた点もあったとのこと。
今回の先輩の声は、これから実習に向かう学生の心にきっと響いたのではないでしょうか。

 学生の皆さんも真剣な表情で話しを聞いていました。

7月13日 精神看護学演習 ~レクリエーションと精神看護~

2017年07月21日

3年生の前期授業も終盤をむかえ、「レポート大変!」「定期試験勉強大変!」との声を沢山耳にする頃となりました。本日の演習は、「元気を回復するために、画材等を使って作品を作りながら楽しもう!」という時間でした。

精神科の治療では、芸術や遊びが治療として行われることがあります。今日は、〇〇療法とか意識せずに、日常生活の中で、絵を描いたり、工作をしたり、自分の好きな時間を過ごすことが、気分に及ぼす影響を、自身の体験を通して感じてみようという時間です。

色画用紙、絵の具、粘土、折り紙、…、様々な画材の中から、好きなものを選び、自由に表現!

レク後の感想からは、自らの気分の変化や、自由な選択肢があることに集中することでの変化、レクの意味など、楽しみながら多くの気付きが述べられていました。

 

ステキな作品がいっぱい、塗り絵や未完成の作品も、学生さんそれぞれの表現があって、教員にとっても、とても楽しいレクリエーションの時間となりました。

今回は、作品をつくることが目的でなく、画材で遊ぶプロセスを体験し、何でもいいので、気付くことが目的!

学生の皆さん、今回のレクリエーションでつかんだことを、精神看護学の実習で、ぜひ活かして欲しいです

 

第1回 まちの保健室

2017年07月16日

7月5日(水)に、第1回「まちの保健室」を開催しました。


まちの保健室は、 地域の皆様に心身の健康、子育て、生活習慣病、介護などの様々な不安や悩みについて気軽に話していただける場になれば、という思いではじめました。
ららぽーと甲子園のスーパーマーケット出入り口付近にブースを設置し、看護師・保健師・助産師の資格を持つ看護学部の教員が、血圧測定や健康相談を行いました。

地域の皆様を中心に86名の相談者が利用され、生活習慣を見直すきっかけにされたり、「そういえば気になっていたな。」ということを確認したりされていました。

しっかりとお話をうかがいます。

「チラシを見て楽しみにして来ました。」と話される方もいらっしゃいました。
私たち教員も、看護職として地域の皆様とお話ができ、大きなやりがいを感じています。

今後も、毎月第一水曜日に開催予定です。
第2回 8月2日(水)10:00~13:00
第3回 9月6日(水)10:00~13:00
第4回 10月4日(水)10:00~13:00

皆様のお越しをお待ちしております。

研究室訪問第3弾 池田七衣先生

2017年07月14日

武庫川女子大学看護学部教員の研究室訪問も第3弾となりました。
今回は成人看護学分野:急性期の池田七衣先生の研究室におうかがいしました。

Q先生の略歴について教えていただけますか?
もともと医療系の仕事の興味があったので看護の道に進もうと思っていました。大学4年間で看護学について学ぶうちに、より高度な知識を身につけたいと考え大学院に進学しました。大学院卒業後は大学病院の外科病棟と心臓系の集中治療室で看護師として勤務しました。

Qなぜ大学で教員になろうと思ったのですか?
看護の楽しさを学生さんにも伝えたいなという気持ちがありました。その時に縁があって教授から呼ばれて教育の世界に入ったって感じです。

Q先生の主な研究テーマを教えてください。
大人のアレルギーについて研究しています。子どもの場合では小児アレルギーエデュケーターという専門資格があるのですが、大人の患者さんにはそのような専門資格がありません。そこで、将来的に大人の患者さんを対象とするアレルギーの専門資格や教育体制を作っていくための研究をしています。

Qお子様の育児をしながら仕事と両立させることは大変ではないですか?
今4歳の長男と11か月の長女がいますが、毎日の保育園の送り迎えや家事、そして大学の仕事をするのは正直とても忙しいですね。でも時間がない分、集中力を高めて仕事が短時間で終わるように調整しながら仕事をしています。子育ても大変ですが、子どもたちから学ぶことも多くて充実しています。オープンキャンパスのような日曜日の勤務はラビークラブ(学院内の保育ルーム)も利用させていただき、とても助かっています。
最近長男は虫取りに興味があって近所の緑地公園にいって、ちょうちょやセミを採っています。

 お子様が描いてくれた雨の日の絵

Q武庫女の学生さんに望むことは何ですか?
今できることを楽しんでください。海外に行ったり、さまざまな文化を肌で感じで色々な世界を見てきてください。きっと将来に役立つはずです!

 

成人看護学演習~術前術後の看護~

2017年07月06日

3年生の成人看護学演習(急性期)はいよいよハイライトを迎えました!

術前術後の看護の演習です。

 

術前看護の演習では、手術の安静による深部静脈血栓予防のための弾性ストッキングの着脱を学生同士で演習しました。

ストッキングにかなりの弾性があるので、着用の援助が難しそうでした。

 

 

 

 

 

術後看護の演習の一環として酸素ボンベの取り扱い方を宮嶋先生がデモンストレーションしています。

みんな真剣なまなざしで酸素ボンベをのぞきこんでいます。

 

 

術後の患者さんの呼吸状態の観察の演習もおこないました

 

 

ドレーンやチューブ類の管理も演習もしました

後期から始まる実習にむけて、3年生はみんな目をキラキラさせながら、とても真剣に演習に取り組んでいました。
後期からの実習がんばれ!!

 

小児看護学Ⅰ:小児看護専門看護師の役割

2017年07月06日

今日の小児看護学Ⅰは、看護学部の実習施設でもある兵庫医科大学病院で小児看護専門看護師をされている吉田陽子先生に講義に来ていただきました。
専門看護師の役割や専門看護師になるにはどのような勉強をするのか、そして専門看護師としての日々の実践についてお話をしていただきました。
子どもの病気を治療するだけではなく、家族や他の医療者とともに協力していかにして退院後の生活の質を高めていくかについて、患者さんの事例を通して教えていただきました。学生さんは小児看護のやりがいと奥深さに興味津々でした。

大学院オープンキャンパス

2017年07月03日

本日、当看護学専攻の大学院オープンキャンパスが看護科学館にて行われ、
様々な背景の30数名の方々が参加されました。

まずは、研究科長の阿曽教授より挨拶があり、
次いで成人看護学の川端教授よりミニ講義がありました。
ミニ講義の内容は、EBN(Evidence Based Nursing)を構築していくための研究を、実際の研究論文を事例にあげながらわかりやすく説明してもらいました。

次に、専攻長の町浦教授より研究科の概要の説明と谷澤事務長より入試に関する手続きの説明がありました。

プログラムの最後には、3階のコミュニケーションラウンジに移動して、各領域の教員との個別相談、在学中の3名の大学院生との意見交換が活発にされました。

武庫女の大学院看護学研究科修士課程には、2つのコースがあります。
1つめの「看護学研究コース」は現場で働きながら学べることが特長です。
2つめは「看護学研究保健師コース」で、実戦力のある保健師になるための充実した授業・演習・実習が組み込まれています。

「武庫女の大学院について気になるけど、オープンキャンパスに行けなかった」という方も
随時相談を受け付けていますのでご連絡をお願いいたします。

下記のメールアドレスに、タイトル「研究科についてのお問い合わせ(お名前)」とご記入の上お送りください。
kango@mukogawa-u.ac.jp
看護学部事務室Tel 0798-39-9005

大学院についてわからないことはこちらをご参照ください。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/gschool/question.html
(直接質問がある場合には上記リンクの「お問い合わせフォーム」もぜひご活用ください)

2017年度の大学院看護学研究科の入試日程
【修士課程・博士後期課程ともに】
前期募集
出願:2017年9月11日(月)~9月21日(木)
試験:2017年10月7日(土)
後期募集
出願:2018年1月18日(木)~2月1日(木)
試験:2018年2月17日(土)

研究科長の阿曽教授より挨拶

成人看護学(慢性)の川端教授のミニ講義

専攻長の町浦教授より大学院の概要の説明

各指導教員ごとに分かれた個別相談で親身になってお話します
奥のソファー席では在校生への相談も受け付けています