2024年08月

まちの保健室開催★ららぽーと甲子園

2024年08月19日

今年もららぽーと甲子園で「まちの保健室」を開催しました。

看護学部の教員に加え、大学院保健師コースの院生、西宮市の保健師、西宮市薬剤師会の薬剤師も参加し、健康相談(血圧測定)と骨の健康度測定、血管年齢測定、お薬相談を行いました。そして、今年は看護学部の学生もボランティアとして参加しました。

写真の説明:看護学部の学生が受付で本日の測定項目を説明しています

受付で測定項目と相談内容の希望をお伺いし、順番にご案内します。健康相談では、学生や院生が血圧を測定し、看護学部の教員や西宮市の保健師が骨の健康度測定や血管年齢、血圧の測定結果を伝え、日頃の健康や生活についてお話を伺いました。

今回は103名の地域住民の方にご参加いただきました。

写真の説明:健康相談を行っています

写真の説明:骨の健康度測定と血管年齢測定を行っています

 

ご参加いただいた地域住民の方からは、

「相談したいことがあったから話ができてよかったです」

「たまたま通りかかったけど、測定してよかったわ」

「熱中症について相談したくて来たんや。熱中症予防についてよくわかったわ」

という声が聴かれました。

 

次回は 10月23日(水)10:30~12:00 に武庫女ステーションキャンパスレクチャールームにて「健康相談ひろば:健康相談(乳幼児からご高齢の方まで対象)」を行います。詳しくは、下記のURLをご参照ください。

https://www.mukogawa-u.ac.jp/~kango/health/health.html

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

今年3回目のオープンキャンパス 8月9・10日

2024年08月16日

8月9・10日、オープンキャンパスを開催しました。暑い中、2日間で300人を超える方がお越しくださいました。

看護科学館では、学科説明や様々な体験イベントが催されました。1日目は藤田先生、2日目は浅野先生による学科説明が行われました。

母性・小児自習室では「赤ちゃんの心臓の音を聞いてみよう!」を行いました。参加者はモデルに聴診器を当てて、大人とは違う赤ちゃんの心音を聴きました。

成人・老年実習室では「点滴の滴下調整を体験してみよう!」を行いました。参加者は実際の点滴に触れて、点滴の速度を調整しました。

公在精実習室では「美と健康は食事から☆瞬間カロリーチェック☆」を行いました。フードモデルを使って、カロリーチェックを行いました。

基礎看護実習室では「手洗い体験をしてみよう!」を行いました。看護師が病院で行っている手洗いの方法を行い、普段の手洗いと違ってどれくらい汚れが落ちるのか確認しました。

受付では学生スタッフの在学生と、大学での授業や看護学実習、勉強とアルバイトの両立などについて相談することができます。

2日目には、4年生の学生が公江記念講堂で「在学生トークセッション」に出演しました。武庫川女子大学の魅力をたくさん語ってくれました!!

参加者の方は「色々な体験イベントがあって楽しかったです!」「大学生活のことを詳しく聞くことができました」と話していました。

次回のオープンキャンパスは、9月22日(日)です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。

EBN(Evidence based nursing)の演習を行いました!

2024年08月08日

2年生が看護援助論で、EBN(科学的根拠に基づいた看護実践)の演習を行いました。学生は、これまでに習った基礎看護技術の中で疑問に思った看護援助を検証しました。グループごとにテーマを決めて、学生自身でどのように検証するか計画を立てました。いろいろなテーマがありましたが、その一部を紹介します。

【手洗い】

石鹸の量によって手洗いの清潔度の違いを調べています。

【運動前後の体温と脈拍の変化】

運動前後の脈拍と体温の変化を調べています。

検証後は、結果と考察をまとめて、グループごとに発表しました。

【グループ発表】

 

演習後の学生のレポートには、科学的根拠に基づく実践の重要性が活き活きと述べられていました。
「看護援助の原理や原則を覚えるのではなく、根拠とともに理解することで患者さんにとって安全で安楽でその人らしいケアができることが分かった」
「実践していることや教えられたことに常に疑問をもつことは、より良い看護をするための看護師の責務であると思う」
「患者さんにとっての最善のケアをするために、看護はその人に合わせていろいろと考えながらやっていかなければならない。科学的根拠を知ることは考えていくうえでの手がかりとなると思った」
学生が疑問の検証という難しい課題に取り組み、チームで協働しながら活き活きと演習し、結果や考察、看護実践への示唆を一生懸命発表する様子を見て、私たち教員は大きな成長を感じました。