2020年10月
小児看護学Ⅱ:対面授業がはじまりました。
暑かった日々も終わり、あっとう間に10月です。
最近では急に寒くなり、学生の服装にも変化がみられます。
武庫川女子大学の看護学部では、9月から後期の授業がはじまっており、対面授業も徐々に再開されています
2年生後期の小児看護学Ⅱは主に学内で演習をしていきます。
グループワークを行う前の講義で看護過程について学び、
講義を担当するのは植木慎悟先生で、
マスクをつけ、換気をしながら授業をします。
スライドをレーザーポイントで示しながら授業を進める植木先生
8月までは遠隔授業が主だったのですが、
この授業の様子を動画で撮影し、授業のあとでweb配信しています。
それにより、「授業を繰り返し何度も聞ける」「復習がしやすい」といったweb授業の良さも取り入れながら対面授業を行っていきます。
来週からは、
1年生 基礎看護技術演習Ⅱ ベッドメイキングの演習
後期からは、実習室での演習が始まり、今回はベッドメイキングの演習を行いました。実習室は空気清浄機と窓の開放で換気!!演習前に体温測定を行い、平熱の学生しか実習室に入れません。毎日健康チェックをして自己管理、教員にその結果体調不良がないことを報告してから演習に参加します。
手順の確認中
シワのないように・・・「む・ず・か・し・いぃぃぃ」!!
思いのほか体力も技術も必要なベッドメーキング。実際に行ってみることの大事さを感じた1日だったと思います。清潔で心地よいベッドを作り、安全で快適な病床環境を保つことを目的に学生達は、シーツにシワが寄らないように、何度も練習していました。
努力あるのみ!頑張ろう!!
老年看護学実習Ⅰ 高齢者向けのレクリエーション
老年看護学実習Ⅰでは、高齢者に対しレクリエーションを行います。
しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で高齢者施設での実習ができないため、学内で教員と学生に対し実施しました。
高齢者の個別性を考慮し、安全・安楽に配慮したレクリエーションを計画・実施するという目標のもと、学生たちは設定した事例を読み込み、綿密に計画を立て実施しました。
【計画を立てている風景】楽しめる内容は?
どうすれば安全に行えるのかな?
【レクリエーション実施風景】ディスタンスを保ちながら体を大きく動かしましょう!
歌詞カードを見ながら季節の歌を歌いましょう!
歌いながら体も動かしましょう!
体を動かしたり声を出したり、時折笑い声が広がったり、楽しいレクリエーションの時間となりました。
早く高齢者の方々に披露したいですね!
ミニ文化祭開催!
1年生では1年を通して「初期演習」という授業があります。
この初期演習では看護に限らず、大学生として身に着けておくべき様々な知識や技術を習得します。
大学生として身に着けておくべき大事なこと、
その一つが「同級生のつながり」、ですよね!
このコロナ渦において、同級生のつながりは非常に取りにくくなっています。
この状況の中、大学全体で行う文化祭についても中止になってしまいました。。
しかし、何もしないのはつまらない!ということで、
看護学部では「ミニ文化祭」を企画し、10月21日に開催をいたしました。
文化祭の飾りつけ
この文化祭は、同じ趣味を持つもの5~6名をグループとし
自分たちの好きなもの、伝えたいことを動画またはポスターで発表することとしました。
また、ミニゲーム等も企画しました。
短時間ではありましたが、全員の出し物が終わり、
動画部門・ポスター部門で良かった出し物の投票が行われました。
動画部門で1位に輝いたのは、「吹奏楽大好きチーム」の心理テスト!
ポスター部門で1位に輝いたのは、「お肉大好きチーム」の、「コロナが終息したら行ってみたいおススメの場所」
各地の見どころを一覧にしてました。
コロナ渦が落ち着いた後が楽しみになりますね!優勝者の5人です!
順位はつきましたが、それぞれのチームで楽しみながら作成した作品はプライスレス!
ミニ文化祭は楽しく大成功に終わりました!
老年看護学Ⅰ演習 高齢者疑似体験
9月17日・24日、老年看護学Ⅰの演習で高齢者疑似体験を行いました。
遠隔授業が多かったので、久しぶりの対面授業ではワイワイしゃべりたい気持ちがありましたが、その気持ちを抑えきっちりディスタンスを保ちました。
白内障が体験できるゴーグル、老人性難聴が体験できるイヤーマフ、腰が曲がった姿勢を体験できるシニアポーズを装着し、高齢者の感覚を体験しました。
ディスタンスを保っています。
薬を取り出すのも一苦労です。
ルーペを使うと良く見えます!
腰が曲がった状態で歩くのは疲れます。
視野が狭いので階段はゆっくり気を付けて!
感染予防対策として、マスクの着用と手指消毒、演習物品を使用毎に消毒したり演習中はディスタンスを保つことを行いました。
時間や手間はかかりましたが、この高齢者体験を通して高齢者の気持ちを知る良い機会になったのではないでしょうか。