2019年02月
採血の演習:基礎看護学(2年生)
採血は、一般の人が思い浮かべる看護師の技術として、
最も認知度の高いものの一つではないでしょうか。
武庫川女子大学では、2年次の基礎看護学演習で採血を練習します。
まずは採血の準備をして、患者のもとに向かいます。
針とシリンジの接続をチェック
患者さん間違いを防ぐため、名前を確認します。
「お名前教えてもらっていいですか?」と患者さんに名前を言ってもらって確認します。
どの部分に刺すか、静脈を確認します。
「肘正中皮静脈は・・・」と、一緒に確認する清水佐知子先生
実際に刺す時にはモデルを装着して刺します。
シリンジの持ち方や角度を注意する田丸朋子先生
左手の位置や刺し方について指導する久米弥寿子先生
みんな刺す時には緊張しながら実施していましたね。
何度も練習して手技の確立と自信をつけていきましょう!
キャリアガイダンス(3年生)
4年生が受験した看護師国家試験が終わりました。
次は現3年生が就職・進学や国家試験に向けて動きます。
昨年末、3年生に向けてキャリアガイダンスが行われました。
内容は、①4年生の体験談を聞く、②履歴書の書き方・面接への準備 です。
まずは第1部。4年生が体験談を語るコーナーです。
語ってもらった内容は、
①内定をもらったその病院をなぜ選んだのか
②就職試験にどういう準備をしたか
③就職試験の内容について
④今まで行ってきた国家試験の勉強方法
でした。
びしっと制服が決まっている4年生
キャリア委員長の川端京子先生の司会で会は進みます
先輩の中には、去年の今ぐらいの時期にはもう就職したい病院を決めていたという方もいました。
実習で精一杯の3年生に驚きが走ります。
次に第2部。履歴書の書き方・面接への準備についての説明を、
キャリアガイドブックに沿って説明していきます。
国家試験の勉強方法について激励する
国家試験対策委員長の池田七衣先生
秋山正子先生によるわかりやすい説明
就職活動のノウハウがいっぱい詰まった
キャリアガイドブック
先輩の体験談、教員による説明、いずれの内容も真剣に聞いていた3年生。
この冬休みもなんとなく過ごすのではなく、有意義なお休みとなりますように!
パンフレットの説明: 小児看護学Ⅱ(2年生)
小児看護学IIの授業のなかで、「パンフレットの作成・説明」の演習を行いました。
病気を持つ子どもやその家族に対して、
病気のことや薬のこと、検査のことや退院後の生活のことなど、
説明する機会は多くあります。
その説明時に口頭だけではなく、絵や文章を用いてわかりやすく説明する必要があります。
特に小児看護の場合、対象は子どもなので、
大人以上にかみ砕いた説明が必要になります。
今回の演習では、
ネフローゼ症候群、喘息、アデノイド増殖症の3事例のうちの1事例の一場面を設定して、その状況にあったパンフレットを作成し、
学生同士で説明し合いました。
ペア同士で、説明役・子ども役になり、
学生が作成したパンフレットをもとに説明します。
興味を持ってもらえるように
事例の子どもの好きな絵を書いたりしています。
実習でもパンフレットを作成する機会もあるので、今のうちから説明する練習をしてイメージを付けておきましょう。
修士論文発表会
2月16日(土)に大学院看護学研究科の入学試験が行われます。
かつては受験生だった修士課程の大学院生も2年間の学習成果を発表する「修士学位論文公開発表会」の日を迎えました。
発表者は10分間のプレゼンテーション後に、論文を審査する教員やその他の参加者からの質問に答えます。
プレゼンテーション
質疑応答
16名の大学院生が無事に発表を終えました。
修了後は研究の成果をそれぞれの活動の場で生かしてくれることでしょう。
世界も注目!研究発表
1月17-18日にシンガポールで開催された第22回 East Asian Forum of Nursing Scholars (EAFONS)で発表した玉木朋子先生のポスターに賞が授与されました。
終末期ケアでの学生教育についての研究発表をしているところ
ポスタープレゼン
世界も注目する優れた研究ですね。
玉木先生は科学研究費助成を受け、「EOLシミュレーション教育の教育効果の評価とシナリオの発展に関する研究」を実施中です。
これからも研究成果の発表が楽しみです。
看護師国家試験 出陣式?!
看護師国家試験がいよいよ目前となった本日。
受験票の配付と受験についてのオリエンテーションがありました。
学部長の阿曽 洋子先生からの合格するための秘策伝授
池田 七衣先生からの説明をみんな真剣に聞いています。
必勝合格グッズのプレゼント!
体調に気をつけて、全力で挑んでください。
教員からの合格祈願メッセージ
国家試験対策教員はじめ、看護学科教職員一同、みんな応援してますよ\(^o^)/
再就業支援研修
兵庫県看護協会の再就業支援研修が武庫川女子大学で行われました。
看護師資格があり、しばらく仕事を離れていたナースさんたちが
就職する前に自信をつけたり勘を取り戻したりするために研修を受けられています。
当たり前に行っていた検温や血圧測定ですが、片山 恵先生の講義で
根拠や注意点を聞き驚きと納得の声が上がっていました。
片山先生の講義
玉木 朋子先生からは呼吸についてのわかりやすい講義をしていただきました。
玉木先生の講義
たまに入る関西弁がキュートです。
荒木 大治先生は意識の評価、瞳孔の観察方法について講義してくださいました。
荒木先生の講義
荒木先生とともにシムマン(シミュレーター)も大活躍でした。
とも子PLUS(シミュレーター)を使用して瞳孔を確認しているところ
今回は、谷口千夏先生、阪上由美先生、藤本かおり先生も参加して、
教員も受講生の皆さんも楽しく学びの多い一日となりました。
就職の一助となれば幸いです。
担当教員一同