片麻痺の方が着替えやすい服とは?

2016年12月13日

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今日は、看護学科の学生さんではなく、同じ武庫川女子大学の生活環境学部の学生さんの話です。

卒業論文で「片麻痺の方でも着やすい服を考案したい」ということで、「自分には医学的、看護的な知識が少ないから・・・」と、担当教員の勧めもあって看護学部にアクセスしてくれました。

さっそく、老年看護学分野にある高齢者疑似体験の服を着てもらい、片麻痺を想定して服の着替えを実際にしてもらいました。感想は、「こんなに腕がつらく、視界が狭いことで着替えるのが難しいと思わなかった」とのこと。

何人かの教員にもアドバイスを受け、素材や形、着やすさ、デザイン性、そして忘れてはいけない患者さん本人の残存能力を低下させないことなどを考えていくことになりました。

看護以外の学生さんが高齢者の生活に着目して考えてくれることはステキなことだと感じた筆者でした。


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