2025年01月
2年生が老年看護学Ⅰの演習で高齢者擬似体験と食事の援助の演習を行いました。
高齢者擬似体験スーツ(シニアポーズ)、視覚障害体験用メガネ、イヤーマフ(ヘッドフォン型耳栓)を着用し、加齢による身体的な変化(筋力、視力、聴力などの低下)を知り、高齢者の気持ちやコミュニケーションの取り方を体験的に学びました。
高齢者役と介助者役がペアになり、渡り廊下やラウンジを歩行します
高齢者役と介助者役がペアになり、階段を上ります
階段を降りる時の様子
食事の援助・口腔ケアの演習を行いました。義歯の着脱やアイスマッサージ、誤嚥を防ぐために使用するとろみ剤を用いて、味の変化やとろみの濃さを体験しました。また、握力の低下や利き手のマヒ等があっても食事がしやすいように工夫された自助具や介護用食器を使用し、高齢者の食事準備の際の留意点について考えました。
義歯装着の様子
お茶にとろみを混ぜて、とろみの濃さや味の変化を体験する様子
体験からの気づきを共有し、高齢者役・介助者役・観察者それぞれの視点から、高齢者への接し方や援助における具体的な留意点について考察することができました!
看護師国家試験出陣式
看護師国家試験を目前に控え、受験に挑む4年生に受験票配布と教員によるオリエンテーションが行われました。
国家試験対策担当委員長の岩﨑准教授によるオリエンテーションの様子
国家試験対策担当の教員をはじめ、多くの教員がかけつけ、激励のことばを贈りました。
学部長 寶田教授
学科長 和泉教授
学年担任 師岡教授
国家試験対策担当副委員長 野寄講師
毎年恒例の教員からの国家試験合格を願う激励メッセージ
教員より応援の気持ちをのせた合格祈願グッズと音楽のプレゼント(SEKAI NO OWARI「サザンカ」)を贈りました。
4年生が国家試験の勉強の合間に大阪府箕面市の勝尾寺にお参りに行ってきました。
かわいいダルマさんには全員合格の願いが込められています。
あとは体調を整えて全力を出し切るのみ。
看護学部教員、関係者みんなが応援しています!!!!
【第2回キャリアガイダンス】 いよいよ本格的に就職活動に向けて☆彡
年内の臨地実習が一段落し、いよいよ就職活動に向けてキャリア委員会から本格的な説明会が開催されました。
キャリア委員長の北尾先生から就職活動の流れについて詳細に説明され、就職に向けてのスケジュールと準備、キャリアガイドブック(本学科独自の貴重な資料:就職活動虎の巻です!)の内容について一つずつ丁寧に説明されました。
就職活動の心構えから、病院選びのポイント、エントリーシート・履歴書の書き方、面接方法、さらには小論文攻略法まで詳細に伝授されました。
つづいて、実際に就職活動、進学活動をした4年生の先輩からもお話がありました。
キャリア委員の岩﨑先生から4年生の紹介がありました
4年生の就職活動の説明の様子です。
頼もしく話してくれました。素晴らしい!!
これから、いよいよ本格的に就職活動が始まります。
第1志望の就職先、進学先に行けるように、みなさん頑張ってくださいね!
教員一同、応援しています!!
第5回サイエンス・コモンズ セミナー「大学と自治体による共同研究-保健師の経験知からの理論知を広く実践に活かすためにー」
武庫川女子大学では、令和5年度文部科学省科学技術人材育成費補助事業ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)の一環で、研究者のためのプラットホーム「サイエンス・コモンズ」を開設し、サイエンス・コモンズ セミナーとして、様々な分野の研究者によるプレゼンテーションを通じて、多分野研究交流や分野架橋の共同研究を推進しています。
11月27日(水)のサイエンス・コモンズ セミナーでは、看護学部講師の松井菜摘先生と共同研究を行っている大阪市旭区役所保健副主幹の尾原ゆり子氏がプレゼンテーションを行いました。
松井先生は、共同研究の意義と自身が行った共同研究等の紹介を行い、尾原氏は保健師としての取り組みを報告しました。教育研究の場と看護実践の場の強みを持ち寄ることで、保健師の支援の対象である地域住民の健康な暮らしを衛ることにつながることが、お二人の話から見えてきました。
続くワークショップでは、「共同研究を行う機関との関わりで大切にしたいこと」について、参加者の神戸市や大阪市の保健師、健康サポートセンターの職員、他大学の教員、食物栄養学部、経営学部、文学部看護学部の教員、看護学研究科の保健師コースの大学院生等26名が活発に、にぎやかに意見交換をしました。
共同研究では、目標の共有はもちろんのこと、互いのリスペクト、Win-Winといった良好な関係性や、楽しむことといった前向きな内容が大切なこととして発表されました。
看護学部・看護学研究科では、看護師や保健師の教育に加え、今回のような研究、まちの保健室等の地域貢献といった様々な活動を通して、看護の質の向上に取り組んでいます。
母子保健に関する共同研究を紹介する松井先生
大阪市の活発な実践について研究手法を用いて評価する尾原氏
活気のあるワークショップ、積極的な意見交換の場となりました
まとめた意見をグループ毎に発表し共有しました