活動と休息の援助を考えよう!(基礎看護技術演習Ⅰ)

2024年10月28日

1年生が基礎看護技術演習Ⅰで活動と休息の援助の統合演習を行いました。体位変換やポジショニング等についての基礎技術を学んだ後、患者への具体的な援助として考えていくためのまとめの演習です。架空の患者の事例を通して、必要な援助を学生同士で考えて実際に行いました。
まず学生が3~4人のグループになり、麻痺があり自分の意志で身体を動かすことが難しい模擬患者に対して、食事時の安楽な体位を考えるという演習課題を設定し、模擬患者への援助方法について検討しました。学生たちは既に学習している安楽な体位の知識を使い、試行錯誤しながらも援助を考えました。

考えた援助を学生同士で確認している様子

次に、考えた援助方法を実際に行いました。教員が患者役になり、学生は緊張しながらも実施しました。実施した後は、もっとよい援助にするにはどうしたらよいかを安全・安楽・自立の視点から振り返りました。学生は「クッションの置き方を変えるといいかもしれない。次は向きを変えてみよう!」「さっきよりも効率よくできるようになっていてよかったよ」とお互いに気付きを共有しながら援助の工夫を考えることができました。

考えた援助を実践している様子

行った援助を学生同士で振り返っている様子

学生は患者の安全と安楽、自立の視点から援助を考えることの難しさを感じながらも、お互いに気付きを共有しながら実施することができました!

 


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